PARA☆DO! 〜その先の自分(ヒーロー)へ〜

毎週水曜 よる10時54分 放送

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2016年6月

6月29日(水)

豊田まみ子選手

(バドミントン)

福岡県出身、ヨネックス所属の24歳、豊田まみ子選手。
現在世界ランキング2位の豊田選手は、2020年東京パラリンピックでのメダルが期待されています。
豊田選手は、生まれつき左ひじから先がないという障がいを持ちますが、「これが私。」と微笑みます。
仕事と練習を両立し、いつも笑顔の彼女。プレーでは、可愛らしいルックスからは想像もできない力のあるスマッシュと、素早さが光るステップワーク…そして瞬間的に魅せる凛々しさと気迫に満ちた表情が、印象的です。
「努力は才能を超える」をモットーとし、東京パラリンピックを目標に見据える豊田選手の“今”に迫ります。

1992年4月11日福岡県生まれ 24才 ヨネックス株式会社所属。
生まれつき左腕に障がいを持ちながら小学校4年生からバドミントンをはじめ、大学3年生の時、パラバドミントン世界選手権で優勝。初の世界一に。2020年東京パラリンピックから、パラバドミントンは正式種目採用が決定し、金メダル候補として注目を集めている期待のアスリート。
2015年インドネシア国際SU5女子シングルス優勝、同年世界選手権SU5女子シングルス準優勝。

6月22日(水)

辻沙絵選手

(陸上)

日本体育大学の陸上部、
辻沙絵(21)選手。
キュートな見た目とは裏腹に力強い走りで、リオ・パラリンピックのメダルが期待されています。

生まれつき右肘から先がない辻選手は、小学5年生の時から約11年間『ハンドボール』を経験し、昨年2015年に陸上に転向しました。転向後わずか一年余りで、200mで日本新記録を達成し、周囲を驚かせ、その後国際大会で3つのメダルを獲得し、世界ランキング2位につけるという、まさに陸上界の新星なのです。

辻選手が大好きだった『ハンドボール』から『陸上』に転向したのには、ある理由がありました…彼女の『未来』に賭ける想いが明かされます。お楽しみに!!

1994年10月28日北海道生まれ 21才
日本体育大学陸上競技部パラアスリートブロック所属。
小5でハンドボールを始め水海道二高では高校総体ベスト8、国体に出場。2013年、日体大ハンドボール部に入部。その後2015年、陸上部パラアスリートブロックに転部。今年4月の日本選手権では100、200、400メートルの3冠を達成した陸上界の新星。
趣味は映画鑑賞と10時間睡眠。

6月15日(水)

米田真由美選手

(柔道)

柔道女子63キロ級リオパラリンピック代表、米田真由美選手。
米田選手は先天性の視覚障害を持ちながら、父親の通っている道場に3歳の時に連れて行ってもらい柔道と出会いました。中学生の時に初めて大会に出場するも1回戦で敗退。
この悔しさがキッカケで本格的に競技へとのめり込んでいきます。
そして、柔道の練習を切磋琢磨する中、合宿の食事会で同じ視覚障害柔道をしている幸弘さんに出会います。二人は意気投合し、結婚。家での旦那さんとの会話はもっぱら柔道の話がメインだそうです。
そんな米田選手は、2012年のロンドンパラリンピックで、初めてパラリンピックに出場。しかし負傷もあり1回戦負けに終わります。その悔しい経験を糧に、技を磨き、再びパラリンピックへの切符を掴んだ彼女。悲願のメダル獲得への奮闘をご覧ください。

1982年9月5日静岡県生まれ 33才 三井住友海上あいおい生命所属。
柔道家の父に連れられて3歳から柔道を始める。2010年広州、2014年仁川アジアパラで銀メダル獲得。仕事、柔道、主婦業に忙しい毎日を送る。趣味はDVD鑑賞。

6月8日(水)

山田拓朗選手

(水泳)

リオパラリンピック日本代表内定の山田拓朗選手。
左先天性前腕亡失により、生まれつき左腕の肘から先がないのですが、その泳ぎを初めて見た時に驚きました。綺麗なフォームのクロール。力強く前進するスピード。
パラスポーツの第一線で活躍する選手の凄さを実感しました。
昨年からはロンドンオリンピック200m平泳ぎの銅メダリスト、立石諒選手を指導する高城直基コーチと契約を結びました。パラリンピックの選手がオリンピックの選手と同じコーチのもとで練習するのは日本では異例のこと。
常に新たなことにチャレンジする山田選手。
そんな彼が憧れる人は、意外にもあの伝説のアーティスト…。
悲願のメダル獲得を目指す山田選手は、いま何を思うのか。
その胸の内に迫ります。

1991年4月12日兵庫県生まれ 25歳 株式会社NTTドコモ所属。
13歳中学1年で史上最年少で臨んだアテネ大会以降、4大会連続でパラリンピック出場を決めた、日本のパラ競泳界をリードするパラリンピアン。
「過去3回のパラリンピックを経験して、今は一番メダルに近い位置にいる」と語る弱冠25歳が、社会人として初めて迎える今年のリオで、世界の頂点を狙う。

6月1日(水)

西崎哲男選手

(パワーリフティング)

リオパラリンピック日本代表、西崎哲男選手。
交通事故で脊髄損傷し、3年前に車椅子陸上からパワーリフティングに転向した日本記録保持者。障害別のクラス分けはなく体重別のクラス分けで競うパワーリフテイングは、体重の2倍以上を持ち上げられるほどのパワーが求められます。競技を始めたころは2020年東京パラリンピックを目指していた西崎選手ですが、この度リオが内定し、社内で立ち上がったパワーリフティング部の仲間とともに今夏へ向けて日々練習に励んでいます。
一番大切なのは「集中力」、練習してきたことをいかに本番で成功させるかが鍵という西崎選手。5歳の娘のため、そして仲間のために…リオへ全力で挑みます!

1977年4月26日生まれ 奈良県出身 39歳 株式会社乃村工藝社 所属
3年前に車椅子陸上からパワーリフティングに転向し、2015年、2016年の全日本パラ・パワーリフティング選手権大会で優勝、リオパラリンピック日本代表候補選手。
現在54kg級で135kgの日本記録保持者。