大林素子コーナー

2009.5.18

『ビーチの季節・妖精たちの笑顔』


ビーチバレーの季節がやってきた!
日本での大会『JBVツアー2009年』を観戦してきました。


第二戦はお台場ビーチにて開催。
決勝戦はビーチの妖精『浅尾・西堀組』と2年ぶりに再びコンビ結成の『楠木・浦田組』の対戦。


 月1回のバレー番組『バレーボール・ネイション』でのこと。
「ビーチの世界ではコンビの解散や組み直し、ポイントを取ったり、自分と誰のマッチングが1番良いのか・・・などあり度々、いや五輪ごとに変わることが多いのですよ!」と、さとこ(浦田聖子選手)。
ゲストに来てもらい、いろいろお話しを伺いました。
「今年はコンビも変わり、ロンドン五輪を目指す上で自分を鍛え、高める為に千秋さんと組んでもらったんです。だから今年は国内では全部勝つのが目標なんです!」と笑顔の中に強い力と自信に溢れた想いを感じました。

その千秋さんこと楠原選手はもうお馴染みですよね。
テル(佐伯美香選手)と組んでアテネ、北京と2回の五輪を経験し、現役では唯一のオリンピアンです。テルが引退した今名実共に日本のトッププレーヤーです。

 33歳。
大分県私立扇城高校(現・東九州龍谷高)出身ですから、インドア時代からの積み重ねで高い技術を持ち、最高の勝ち方を知っている誰もがコンビを組んで欲しいと願う選手でしょう。

「世界で勝つには、どうしたらよいのか肌で感じて欲しい」と千秋。
最高のパートナーとチームを組んだ『楠木・浦田組』は、このお台場ラウンドで大逆転の末、優勝を飾りました。

試合後・・・。


「やっぱり優勝は嬉しいでーす!」と笑顔のさとこは本当にステキだなって見ていたら、その横で笑顔なんだけど、どこか風格を感じる笑顔の(?)千秋がいました。
 思わず・・・「カッコイイ!」と見とれてしまった私

とにかく試合に痺れたのですよ!!!!!


 この日美和(浅尾選手)とタケ(西堀選手)は本当にリラックスしていて、とても良い表情。試合前「どう?」って聞いてみたら「がんばります!」とガッツポーズで笑顔をくれました。
「いい感じで試合に入れているな」という印象でした。

そして試合開始。
その思いは的中し美和とタケがとても集中し、ノーミスが続きます。
それに引き替え千秋とさとこはサーブミスやレシーブミスと信じられないプレー。
川合俊一ビーチバレー連盟会長と「おかしいですね・・・」と首を傾げていました。

 ところがビーチの本当の敵は風

「追い風のコートではサーブを入れるのも難しい。それを読み、その状況をどれだけ経験しているかが大事なんだよねぇ」と川合さん。
確かに、ある一定方向から打つサーブはミスが多く、風の変化に苦しんでいるようでした。
 でも反対のコートでもミスをするのが痛い訳で・・・。1セットを失います。

笑顔の美和。悲願の優勝が見えた瞬間でした。

しかし海の・・・いや生みの苦しみとでも言うのでしょうか、優勝するのは、特に最初に勝つのは本当に大変なことなのです。


 2セット目。
千秋のサーブをきっかけに流れが変わった!
今までのプレーが嘘のように、千秋が本来の調子を取り戻したのです。
そのピーンと張り詰めた空気が美和とタケを襲う。
 3セット前にコートやサーブ権を決めるコイントスがあるのですが、その時のタケからは笑顔が消え、厳しく曇った表情に変わっていました。

3セット目は、これぞオリンピアンのプレー!というホントに上手い魅せるバレーを見せてくれました。
美和も必死で笑顔でリズムを取り戻そうとしましたが、残念…敗退でした。


試合後美和は「千秋さんが本当に上手かったです!」とコメント。

インタビューでは笑顔が戻っていて一安心。
「あの時は本当に流れがなくて必死でしたが、ここまで自分達が出来るようになったのは自信につながりました。」と早くも次戦へと気持ちを切り替えていました。

勝利への道・・・美和とタケ。

あと1つ勝つ厳しさと、その山の大きさに今回も苦しんだ。
 でも、今までと違う何か大きくなった二人を見れた気がしました。
掴んだ手応えは大きいはずです。

優勝の瞬間まで二人らしく、笑顔でプレーするという目標を達成出来る日が近いことを確信しました。


今年はロンドン五輪へのスタートの年です。
どのチームがどんなコンビに成長して行くのか本当に楽しみです。


今年はバボチャンネルで、ビーチバレーの情報もどんどんお伝えしていきます!
皆さん、お楽しみに!

ちなみに次回は、5月18日(月)21時より2時間の生放送です!




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