ついに始まる学生三大駅伝の開幕戦!
今季のチームに勢いをつけるためにも幸先良いスタートを切りたい大事な1区。
区間距離が短く6人しか走らない出雲では、1人のミスも許されず、
特に1区は2番目に長い区間として、責任は重大。昨年は1区でトップに立った早稲田が、
そのまま優勝を果たした。

21チームの選手たちは、「縁結びの神様」で知られる出雲大社の鳥居をくぐり、
スタート地点の勢溜(せいだまり)に登場。
13時05分、スタートの号砲と共に、神門通りを駆け下り、高さ23.5mの大鳥居を通り抜ける。
縦長になってきた先頭集団は、浜山公園の急なアップダウンを利用して一気にスパートをかける
選手も現れ、徐々に切れぎれになっていくが、ここでもまだ中間点。
さらに、平坦な国道9号へと続く道でもスピード勝負は続き、
後半型の選手は一気に順位を上げるチャンス。
そして、出雲市役所前の第1中継所に向かい、ラストスパート合戦が展開される。

過去22回のうち、1区2ケタ順位からの逆転優勝は、わずか3回。出遅れは絶対に許されない。
高速バトルを制し、最初にトップに立つのはどこか!? その選手起用にも注目。

出雲大社
縁結びの神様として広くその名を知られ、年間を通じて多くの参拝客で賑わう。祭神は出雲の国を築いた「大国主命(おおくにぬしのみこと)」で、良縁を結ぶ福の神として慕われている。荘厳な境内は2万7千平方メートルもあり、その広さは歴史ある出雲大社の存在の重さを感じさせる。本殿は日本一の大きさの木造神社建築で、1744年に造営され国宝に指定されている。
吉兆館
正月の伝統行事である「吉兆さんと番内」をメインテーマにした展示館。館内では、周囲360度に張り巡らされたサークルビジョンシステムにより、町内の歴史や文化、伝統行事の紹介をしている。吉兆館は、道の駅「ご縁広場」にあり、道路情報コーナーや休憩所などもそなえる。
JR旧大社駅
大正13年に改築された宮殿風造りのこの駅舎は、神社様式を取り入れた格調のある木造建築で、全国に数多い駅舎の中でもまれな建築美を秘めている。構内にはD51型蒸気機関車があり、内部の重厚な造りと一歩外に出ると波打つ大屋根、反りの整飾美に圧倒される。平成2年(1990)3月のJR大社線の廃止とともに、大社の玄関駅としての使命を終えたが、今は文化財として保存されている。