第21回 出雲全日本大学選抜駅伝

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酒井 正月の箱根駅伝。 67回目の出場で、鉄紺のユニフォームが初めての輝きを見せた。 山登りの5区で、1年生・柏原竜二が、トップと4分58秒差からの奇跡の大逆転。 その勢いにのり、復路は2年生を中心に安定した走りでつなぎ、初の総合優勝を果たした。

箱根王者として迎える、今年の駅伝シーズン。 4月に就任した酒井俊幸新監督のもと、大きな故障者もなく、順調に合宿をこなし、走りこんできた。 チームの中心は、もちろん、エース・柏原。 今年は春からトラックで、自己ベストを更新すると、関東インカレの5000m・10000mでは、ともに日本人トップで、日大・ダニエルにつぐ2位。 ユニバーシアードでは、世界の舞台も経験した。 成長を続ける怪物が、去年、1区で区間2位という華々しい大学駅伝デビューを飾った出雲で、どんな走りを見せるのか?

柏原 柏原に続くのは、千葉・大津・高見という3年生。 去年の箱根復路で見せた安定感は今年も健在だ。 そして、東洋優勝への鍵を握るのは、柏原を追いかける同期の2年生と、1年生で唯一エントリーされた渡邊。 3年生とともにきっちりつなぎの走りをすれば、大砲・柏原を最大限に生かすことができる。

東洋は、これまで、出雲駅伝では3位が最高。 酒井監督 「まだまだ王者と言われるほどの力はないし、あくまでも挑戦者という気持ちで挑みます。」 柏原 「東洋はダークホースという立場が似合っているし、今年もそう。そこから勝つのが楽しい。」 二人の言葉からわかるように、王者に、慢心はない。 今年も、東洋の新たな歴史をきざむべく、悲願の出雲初制覇に、挑む。

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