過去、箱根優勝は7回。3位以内を含めると18回を数え、
「古豪」「名門」と呼ばれてきた明治大学。
しかし、これらの戦績はどれも60年以上も前のこと。
1970年以降、低迷が続いた「古豪」は長くその影を潜めてきた。
それでも近年、有力選手の入学も相次ぎ復活の兆しを見せていた。
そしてついに昨シーズン、箱根駅伝8位。
43年ぶり、悲願のシード権獲得に沸いた明治は、
今年史上初めての出雲路に挑み、新たな歴史をスタートさせる!
生まれ変わった古豪を支える3本柱は、
ともに5000m13分台のスピードを兼ね備える
4年生の石川卓哉、松本昂大、そして2年生の鎧坂哲哉だ。
3人は春のトラックシーズンでもその強さを遺憾なく発揮した。
今年から1部の昇格した関東インカレでは主将石川が2種目で入賞、
松本昂大が10000mで3位。そして2年生の鎧坂は8位入賞。
さらに9月に行われた全日本インカレで、石川は日本人トップの3位につけた。
4年生の両エース石川、松本には特別な思いがある。
2007年度は一つも駅伝に出られず、ただテレビに噛り付くだけだった。
チームの期待を背負い、故障を押して走ったシーズンもあった。
それでも互いに高め合い1年生に誓いあった「3つの駅伝出場」を信じ、4年間突き進んできた。
そして、そんな彼らの成長とともにチームも進化を遂げ、
集大成の今年、ようやく思いは実を結んだ。
もうあとは、駅伝で結果を残すのみ。
まずは初の出雲路で、明治旋風を巻き起こせるかに注目だ。