第21回 出雲全日本大学選抜駅伝

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大学三大駅伝開幕戦・出雲全日本大学選抜駅伝が10月12日・体育の日に開幕します。厳しく長い夏を乗り越えて迎えるこの出雲駅伝は、夏の成果を試す、そして今年の駅伝シーズンの勢力図を占う大事な大事な試金石でもあります。

そんな出雲駅伝、今年のテーマは「打倒!外国人留学生」です。
去年、最終6区で1分30秒もの差を大逆転し日本大学を優勝に導いたギタウ・ダニエル(4年)は、今年も9月の日本インカレで5000m、10000mともにぶっちぎりの優勝で2冠を達成!ますます強くなって帰ってきました。また、同じく去年、外国人留学生2人を擁し、関東の並み居る強豪を蹴散らして3位に入った鹿児島の第一工業大学は、今年もジュグナ(2年)、カルイル(1年)といった2人の外国人留学生がエントリー!この2チームは、他校にとって最大の脅威になること間違いありません。

しかし、日本で生まれたスポーツ『駅伝』 は個人の力だけでは勝てないのもまた事実。栄冠を手に入れるため、各校力をあわせ打倒・外国人留学生に挑みます。
その1番手は名門・早稲田大学。今年の早稲田は八木勇樹、矢澤曜といったスピードある2年生コンビがチームを引っ張ります。この2人は昨年の出雲では1、2区で区間17位、13位と出遅れの要因を作ってしまうなど悔しい思いをしているだけに、今年にかける思いは格別です。また、名ランナー中山竹通の息子、サラブレッド中山卓也(2年)も調子を上げて来ており、かつて出雲路をにぎわせた名ランナーで現監督の渡辺康幸とともに96年以来13年ぶりの出雲路制覇に闘志を燃やします。

また、昨シーズンの箱根王者、東洋大学は新・山の神、柏原竜二(2年)が今年もチームを引っ張ります。去年圧倒的な強さで箱根5区の区間記録を更新した姿は記憶に新しいですが、彼もますます進化しています。5月に行われた関東インカレで積極的に外国人ランナーに食らいつき、10000mでは日本人トップの2位とその潜在能力の高さと、『気持ち』の強さを見せています。そして何よりあの箱根駅伝で、トップでたすきをつなぎきった経験は、チームにとって何にも替えがたいはず!!東洋大学も期待◎です。

そして今大会台風の目になりそうなのは、古豪明治大学。43年ぶりに箱根のシード権を獲得した明治大学は、今、最も勢いに乗るチーム。そして、もちろん勢いだけではありません。石川卓哉(4年)、松本昂大(4年)、鎧坂哲哉(2年)とスピードランナーの証である5000m13分台の記録を持つランナー3人を擁し、初の出雲路に乗り込んできました。18日のエントリー時点で、13分台ランナーが3人以上いるのは、日大、早稲田、そして明治の3校だけです。彼らがしっかりたすきをつなげば、初出場、初優勝の快挙も見えてくるはずです。

確かに外国人留学生ランナーは破格に強いです。しかし、皆で力をあわせ乗り越えた夏合宿を思い出し、皆で力をあわせ強力な敵に挑む、今年はそんな「青春ど真ん中」な出雲駅伝が見られそうです。

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