2011国際千葉駅伝

番組の見どころ

世界で唯一の駅伝世界一決定戦、男女混合・国際千葉駅伝に今年日の丸を背負い出場するのは、来年のロンドン五輪の代表最有力候補と目され、日本長距離界の未来を担う若き最強・最速ジャパンです。

なかでも注目は、大学生(明治大4年)ながら7月のUKトライアルで10000m27分44秒をマークし、ロンドン五輪のA標準記録を突破した鎧坂哲哉選手。このタイムは今年、ともに日本代表に選ばれた竹澤健介選手の持つ日本学生記録を更新する新記録。さらに日本歴代10位の驚異的なタイムです。さらに10月の出雲駅伝では2区で7人抜きの区間新記録を叩き出しました。今最も速い学生ランナーが日の丸初選出で日本チームに新風を巻き起こします。

そして、女子の注目は社会人1年目の西原加純選手。昨年はこの駅伝で学生選抜のメンバーとして4区を走り、日本代表を追い抜く快走で史上初の学生選抜優勝という快挙に貢献しました。今年4月ヤマダ電気に入り、初出場の全日本実業団10000mで並み居るトップ選手をかわし見事な優勝を遂げました。「平井理央アナウンサー似」と言われるキュートなルックスとは対照的に、レースでは圧倒的な勝負強さを見せる彼女が今年は日の丸を背負い、再び千葉路を駆け抜けます。

また、今年は韓国・テグで行われた世界選手権で代表入りし唯一の決勝進出を果たした新谷仁美も日本代表初選出。2007年の東京マラソンで初マラソン初優勝。「高橋尚子2世」と謳われた新谷ですが、2010年大スランプに陥り一時は陸上競技から離れていました。しかし、今年から新たな環境のもとで競技を再開するとすぐにその才能を発揮。見事な復活を果たし、自信を取り戻した逸材が再び世界と戦います。

2年ぶりに北京五輪5000m代表の竹澤健介選手(エスビー食品)も代表入り。度重なるケガで今年は日本選手権も欠場。ここまで思うようなシーズンを過ごせていない竹澤が、次に照準を絞ったのはもちろんロンドンです。北京五輪出場の前年も国際千葉駅伝に出場し日本を優勝に導いた竹澤が、今年もロンドン五輪を見据えて一足先に日の丸を背負います。 。

さらに4度目の出場となるのが小林祐梨子選手と上野裕一郎選手。1500mで数々のタイトルを手にする二人の持ち味はスピード力。1区~2区と2年連続で襷をつないだ二人が、抜群の相性で今年も日本に安定した流れを作ってくれるでしょう。

立ちはだかる世界の壁は長距離大国・ケニア。今年はテグの世界選手権で5000m6位入賞のトーマス・プケメイが参戦。唯一の5000m12分台ランナー、自己ベストは参加選手中ダントツのトップです。さらに国内選手権を勝ち抜いた若い選手も多数エントリー。高い潜在能力を持つケニアがその実力を存分に発揮してくれば日本の脅威になるのは間違いありません。そのほか、国をあげて長距離に力を入れていると噂されるアメリカやロシアなど、今年も強豪10ヵ国が参戦し駅伝世界一の座を狙います。

そして、今年も虎視眈々と頂点を狙うのは昨年の覇者・日本学生選抜。学生駅伝で今最もフレッシュで勢いに乗る大学生で編成された日本学生選抜は昨年、世界とがむしゃらに立ち向かい優勝という快挙を成し遂げました。早稲田の大迫傑選手、立命館大学の竹中理沙選手、今年の世界選手権代表・佛教大学の吉本ひかり選手、さらに先日の全日本大学駅伝で鎧坂や大迫を振り切り、10人抜きの区間賞に輝いた青山学院大の出岐雄大選手ら学生長距離界で今最も勢いに乗る6人が集結。学生だからと決して侮れないヤングパワーで世界に本気で立ち向かい連覇を狙ってきます。

番組の見どころ