レッドブル・エアレース

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エアレースについて

レッドブル・エアレースの概要

レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップは、世界トップクラスのパイロットがスピードと操縦技術の正確さをもって、体力、精神力など持ちうる全てを懸けて競い合う空の「モータースポーツ」です。
パイロットは機動性の高いレース用軽量飛行機を操り、空気でふくらませたパイロンで構成された空中のサーキットを周回します。最高時速は370km、旋回時にかかる力は最大12G にもなります。
レッドブル・エアレースは、大都市の中心部から郊外まで、陸上でも水上でも、あらゆる場所で開催可能です。壮大な景色を舞台に繰り広げられる息を呑むアクションの連続を目にすれば、このレースが現在のスポーツのなかでも最も新しく、最高にエキサイティングな競技であることは間違いないでしょう。
レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2009は、全世界6 都市で開催され、大会ごとに特徴のあるレースが行われます。

エアレース

スピードとテクニック

エアレースでは、できるだけ速いタイムでゴールに到達することが目標です。高さ20 メートルの空気で膨らませたパイロン(エアゲート)の間を最速タイムで駆け抜けなければいけませんが、それは単にスピードが速ければ良いというわけではありません。
パイロットは、あらかじめ決められたスラローム・コースに従って飛行し、主翼がパイロンに触れないようにしながら、水平飛行またはナイフエッジと呼ばれる垂直飛行など、ゲートごとに定められた飛行方法で通過しなければなりません。
ミスを犯すとペナルティでタイムが加算されますので、操縦には完璧なコントロールが要求されます。
パイロットはワールドチャンピオン・ポイントの獲得を目指して各レースを戦い、シーズン終了時の最多ポイント保持者が、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンの栄冠に輝きます。


室屋義秀

世界最峰のパイロットたち

レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2009には、世界トップクラスのパイロット15名が選抜されています。地表近くの低高度を猛スピードで駈け抜け、強大なG に耐えながら難しい旋回飛行を試みることができるパイロットは、世界中探しても一握りしかいません。
レッドブル・エアレース・クォリフィケーション・キャンプで、厳しい選考をくぐり抜けた経験豊富な熟練のパイロットだけが、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップへの参戦に必要な“スーパーライセンス”を手にすることが出来るのです。

パイロットたちはそれぞれキャリアの全頂期にあります。レッドブル・エアレースに参戦するにあたって必要とされる、おそろしく高い飛行能力の基準を考えれば、当然といえるでしょう。
100 分の1 秒単位で勝敗が決まるこのレースでは、パイロットは常に自らの能力の限界に挑まなければいけないのです。

2009年のレース・フォーマット

今年レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップは、レースの簡素化、そして昨年の12名から15名に増えたパイロットを迎え入れるために、レース・フォーマットを改良しました。
新しいフォーマットでは、決勝日に行われる“トップ12”セッションへの参加が自動的に確定する上位10名以内を目指して予選を戦います。そして今大会より、予選で最も速かったパイロットにワールドチャンピオンシップ・ポイントが1ポイント与えられます。

レースフォマット

決勝日はワイルド・カード・セッションで始まります。ここでは、予選上位10名に入らなかった下位の5選手が、“トップ12”の残された2席をかけて争います。その後“トップ12”のうち、上位8名のパイロットが“スーパー8”に進み、そこからさらに上位4名が“ファイナル4”に進みます。そして“ファイナル4”で最も速かったパイロットが優勝者となります。また5回目のシーズンを迎えるにあたり、ペナルティの内容に変更が加えられました。レッドブル・エアレースを知らない観戦者や視聴者でも十分親しめるように、新しいレース・フォーマットは、よりシンプルで、そして何よりもエキサイティングなレースの実現を目指しました。

アビエーション・ディレクターのハインツ・ミュラーは「新しいレース・フォーマットにより、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップは再び大きく前進します。全パイロットが次から次へと上位のタイムに挑み続けるため、レースはより純粋な戦いとなり、パイロットの操縦技術が重要となっていくでしょう」と語っています。

ワールドチャンピオンシップ・ポイントは、優勝者が12ポイント、準優勝者は10ポイント、第3位の選手は9ポイント獲得します。そして順位がひとつ下がるごとに獲得ポイントが1つずつ減り、第11位のパイロットには1ポイントが与えられます。さらに今年は、予選セッションの最速パイロットに1ポイント追加されます。この変更により、予選、決勝で勝利すれば合計13ポイント獲得出来るため、上位争いを繰り広げるパイロットたちにとっても、予選が従来以上に重要な意味合いをもつこととなるでしょう。

英国人パイロットのナイジェル・ラムは「今回の変更は喜ばしいことだ。どのレースも4人以上のパイロットが競い合い、誰が表彰台に立つかは、最後までわからないだろう。一対一の戦いの場合、相手に合わせた戦略をとれるが、新しいフォーマットでは『とにかく速く飛ぶ』という戦略だけしかない。わかりやすいし、観戦していて絶対に面白いと誰もが思うはずだよ」と語っています。


もう1つの重要な変更はペナルティの変更です。エアゲートを通過する際の不正確な飛行に対して課されるペナルティ・タイムが、前回の3秒から2秒に短縮されました。またエアゲート接触に対するペナルティは、10秒から6秒に下げられています。この変更は、上位選手と下位尾選手との差がここ5年で著しく狭まっており、フィールドでの競争が僅差になっている現状を反映しています。

レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップは、航空競技および航空世界記録のための世界的運営団体であるFAI(国際航空連盟)の監督下で実施されます。

ワールドチャンピオンシップ・ポイント

チャンピオンシップのポイントはレースごとに加算されます。
1 回のレースでパイロットが獲得するポイントは以下の通りです。

1位 12ポイント 2位 10ポイント 3位 9ポイント 4位 8ポイント
5位 7ポイント 6位 6ポイント 7位 5ポイント 8位 4ポイント
9位 3ポイント 10位 2ポイント 11位 1ポイント  
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