高橋克典さんが第八話に出演!
原作のマイクロフトに当たる、
獅子雄の異母兄・万亀雄役で、
ディーン・フジオカさんと
熾烈(しれつ)な緊迫関係を
繰り広げます!
『シャーロック』、11月25日(月)放送の第八話ゲストに高橋克典さんが出演します。
高橋さんが演じるのは、獅子雄(ディーン・フジオカ)の異母兄でトップ官僚の誉万亀雄(ほまれ・まきお)。原作のマイクロフトに当たる役です。獅子雄は、心中事件に関係があると思われるビジネススクールの情報を得るために万亀雄と接触します。お互いの性格を熟知する兄弟ですが、万亀雄に対して獅子雄は妙に丁寧な口調で話します。そこがかえって万亀雄には慇懃無礼(いんぎんぶれい)に感じるよう。そして万亀雄は、情報を渡す代わりに、“ある条件”を提示するのですが・・・。二人が密談するのは原作にも登場する“ディオゲネス”というクラブ。なぜこのタイミングで万亀雄は獅子雄の前に現れたのでしょうか? 万亀雄の腹に抱えた目的とは?
高橋克典さんコメント
- 今回の出演オファーへの印象は?
- 「うれしかったです。『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』の時にこのチームといい作品を作らせていただいたので。その後の『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』では、実はスケジュールの都合がつかなくて出演できず、残念な思いをしました。今回もスケジュール含めて難しいかなと思っていて、ディーンさんにもそんな連絡をしていたのですが、その2、3日後に出演の話が決まったので、本当にうれしかったです。演じる役も、残るはマイクロフトかモリアーティだと思っていましたので(笑)。」
- 台本を読んで、いかがでしたか?
- 「今回の八話のビジネススクールのお話もわかりやすく軽快に作りあげていらっしゃるなと思いました。放送もずっと見てきましたが、非常に面白くできあがっているのでは、と思います」
- 誉万亀雄はどのように演じようと?
- 「マイクロフトという役は『シャーロック』シリーズにおいて非常に重要で面白い役だと思います。でもあのイギリスの誇り高き感じは出せないので、自分なりに、常に上から目線で獅子雄という弟をちょっとバカにしてはいるけれども肉親として愛している。でも親密さは出さず、怪しい人物であることと、敵対関係であることを意識しました。神経質で切れ者というキャラクターも大事にしながら、セリフが速いシーンもありますが、視聴者の方にわかりやすく、という思いで演じました」
- 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
- 「途中からの参加ですから、このチームの作品の作り方になれることで初日は精一杯でした。永山耕三監督には信頼をおいていますので、いい形で作っていただけているのではないかと思います」
- ディーンさんとは?
- 「実は時々LINEでやりとりをしていまして。とても知的な青年で、チャーミングと言いますか・・・エレガントな部分があって、あらためて共演していてやりやすい方だと思いました」
- 視聴者のみなさまへ、メッセージをお願いします。
- 「見事に『シャーロック』シリーズを日本版に焼き直している作品だと思います。この八話も本当にうまく作り上げているので、是非楽しんでいただけたらと思います」
高橋さんは、『サラリーマン金太郎』シリーズ(1999~2004年、TBS系) や『特命係長 只野仁』シリーズ(2003~2012年、テレビ朝日系)で主演を演じるなど、多くの代表作を持つ俳優。昨年4月期フジテレビ系『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』では、ディーンさん演じる柴門暖(さいもん・だん)を陥れて出世する、警視庁刑事部長・入間公平(いるま・こうへい)を演じました。
獅子雄と万亀雄、ディーンさんと高橋さんの演技が交錯する緊迫した関係性、そして絶妙なかけひきにぜひご注目ください!
太田大プロデューサー
「『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』で強烈な悪役を演じ、ディーンさんとし烈な火花を散らしてくださいました高橋克典さんにご出演いただく上で、最も適役だと考えたのが獅子雄の異母兄役でした。『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』で泥沼の闘いを繰り広げたお二人が、今度は家族を演じるという落差をお楽しみいただきたく思います。原作に登場するマイクロフトは、シャーロックが唯一、自分以上の観察力や推理力を持つと評する切れ者。今作の万亀雄には、獅子雄の敵か味方かわからない怪しさをまとっていただき、再びディーンさんとの間に緊迫した空気を作ってくださることを期待しています。」