
相羽圭一(28)・・・伊藤淳史
裁判員。フリーター。会社の不正を内部告発しようとしたことから会社を追われ、現在は派遣労働で働くネットカフェ難民。アニメ「フォレスト・ガール」の熱烈なファンというオタクでもあり、その行き過ぎから恋人にも振られた。子供の頃は優秀で将来を嘱望されてもいたが、今や社会の底辺をさまよっている。裁判を通して、以前のような人生を取り戻したいと考えている。
鹿野川雪彦(28)・・・塚本高史
被告人。難関大学を突破するような秀才だったが、人づきあいがうまくいかず、そのため10年も引きこもり生活を送る。圭一と同じくアニメ「フォレスト・ガール」ファンのオタクである。嫌がらせを受けた逆恨みから3人の主婦を殺害した「根古田観音丘殺人事件」の犯人。
吉井由美香(20)・・・加藤ローサ
裁判員。法学部に通う学生。明るくハキハキとした優等生的な性格で、何事にも物怖じせず、ハッキリと自分の意見を述べる。兄がイジメで自殺したという過去を持つ。
小久保仁美(47)・・・宮崎美子
裁判員。専業主婦。内気で大人しい性格。緊張しやすく、自分の意見を述べたりするのは大の苦手。その反面、日々の暮らしに根ざした平衡感覚をきちんと持ち合わせてもいる。
和泉浩紀(28)・・・劇団ひとり
陪席裁判官。自他共に認めるエリートであり、本人は意識しているわけではないが、つい他人を見下したような態度をとってしまう。だが、それは感情を表すことが苦手なことからくる屈折した表現でもある。
鷹尾二三生(56)・・・大杉漣
裁判長。穏やかで、決して声を荒げたりすることはない、何事も冷静に判断する裁判のプロ。その裏側には、自らは、極力争いを避けて生きてきた弱い人間であるとの自覚がある。
平松泰久(39)・・・田中哲司
裁判員。サラリーマン。
仕事一筋で時間にうるさい。何かと横柄な物言いをするが、実は、人一倍、他人の目を気にしており、流されやすい性格。
徳井茂(56)・・・阿藤快
裁判員。鮮魚店を営んでいる。
いかにも頑固親父、といった風情だが、相手がどのような人物であろうと、自分の意見は揺るがぬ強さを持つ。過去には、かなりのワルだったこともある。
刀根三代子(67)・・・大森暁美
裁判員。一人暮らしの老婦人。
頑固で融通が利かないところがあるが、それは、愛情表現が苦手なことの裏返しでもある。人の話に耳を傾け、理解を示したりするのは苦手。
勝又久美(40)・・・濱田マリ
補充裁判員。美容院を経営している。強気でサバサバとした性格。歯に衣着せぬ物言いをする。
筒見まり子(32)・・・江口のりこ
陪席裁判官。常に、冷静で事務的な物言いをする。裁判官としての仕事に強い誇りを持つ。
舞村咲(29)・・・いとうあいこ
弁護士。死刑廃止派であり、被告人の極刑を回避するために「集団の悪」を暴き出そうとする。
九折真太郎(46)・・・利重剛
検察官。沈着冷静に事件を突き詰め、被告人に「死刑」を求刑する。
堂島未来(14)・・・小野恵令奈
被告人の雪彦の隣の家に住む少女。幼い頃、性的イタズラを受けたことがある。
田中清孝(38)・・・赤堀雅秋
検察側証人。被告人・雪彦を取り調べた刑事。
岩崎祥子(45)・・・三浦伸子
検察側証人。観音丘在住の主婦。最初の発見者で、被害者の一人から犯人の名の一部を聞く。
浜千代杏里(14)・・・剛力彩芽
弁護側証人。被害者の一人の娘。だが、しつけの厳しい母を憎み、嫌がらせの存在を証言する。
堂島ふさ(71)・・・大方斐紗子
検察側証人。被告人・雪彦の隣人。未来の祖母。
鹿野川慶子(67)・・・左時枝
弁護側証人。雪彦の母親。教育熱心な母だったが、雪彦のことでは疲れ果てており、10年間の引きこもりを経て、息子を理解しがたく思うようになり、その絶望感から「死刑」を望む。
斎宮祐介(64)・・・斎藤洋介
弁護側証人。20年前まで観音丘に住んでいたが、嫌がらせを受けて妻が自殺し、転居する。
樋口常男(44)・・・樋渡真司
被害者参加人。被害者一人の夫。