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レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#312(2012/06/20)

さだまつり・そのあと。エレファントカシマさし登場!

 今週土曜6月23日夜18時からの『MUSIC FAIR』は、さだまさしさんのワンマンショウ。もちろん石田弘エグゼクティブディレクターが担当、68歳9か月でのレギュラー音楽番組演出は、ひょっとしたらギネス級かもしれません?(笑)

 プロデューサーのわたしも4月のさださん還暦誕生日コンサート「60人のまさしくんWORLD」の完結編たるべく、そのときに叶わなかった、エレファントカシマさしくん=宮本浩次さんの「主人公」(1978)、山崎まさしくん=山崎まさよしさん、もうひとり まさし・インティライミくん=ナオトの「片恋」(2003)を用意しました。

 わたしたち音組がさださんのワンマンをつくるのは5年目。『MF』の担当プロデューサーとなってから、さださん森山良子さんら時代の天才との距離がぐっと近くなったのが、なによりの至福です。そうして音組歌姫 miwaちゃんとか次代の秀才たちと音楽を繋げていく。宮本さんが歌う「主人公」は、エレカシが「悲しみの果て」を絶唱した昨春の音楽特別番組『上を向いて歩こう』(2011年3月27日生放送)で、16年前の被災地・尼崎からさださんが歌った曲で、楽屋で観てた宮本さんがたぶん初めて聴いたさだまさし。ふたりの天才の、おそらくは最初で最後の共演をとにかく観て聴いてほしいです。

 そして4月「さだまつり」で叶わなかったもうひとりの天才、さださんの旧友;松山千春さんと6年ぶりにお仕事することができました。『僕らの音楽』来週6月29日金曜夜23時30分放送、TUBEの前田亘輝さんが北海道出かけて千春さんと対談、35年前の名曲「大空と大地の中で」をふたりのギター2本で生演奏しました。千春さんとも最後は『MF』。
「『僕ら』に出る!」と何度もご本人には言っていただいたのに、何故か実現できず。35周年の今年中にスタジオでお逢いできたならと夢を描いています。さださんが「強い夢は叶う」とうたってるし!

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