KIKCHY FACTORY

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#30(01/07/18)



GIRL POP な FACTORY!今年も7月31日

 今年の7月31日はちょっとものすごいことになっています。FACTORYのガールポップ版をやろう、去年のともえちゃんまつりをFACTORYにしてしまおう、とはじめた「GIRL POP FACTORY」総勢21組の女性ボーカルが集う壮大な夏祭りになりました。最後にはオールラインナップでシングアウト?しようと考えていますが、なにしろ60名からの女の子たちがZepp Tokyoのステージに乗りきるのか?そのうえFACTORYだからもちろんの生演奏!21組の生演奏!若いディレクターとかイヴェンターさんにはいつものように嘲笑われています。

 女性ボーカルの日本語のポップスを「ガールポップ」とわたしは呼んでいます。ジャンルのようなそうじゃないような、ちょっと前の言葉ですが、そのころ谷村有美さんや渡瀬マキちゃん、森高千里さんから、JUDY AND MARYのYUKIちゃんあたりまで。けっこう広い範囲で(狭い時代に)雑誌でもライブでもちょっとしたムーブメントがありました。

 わたしは声で好きになるほうで、加藤いづみちゃんはまさにど真ん中。はじめてライブに出かけた今は無き新宿パワーステーション、ちょっと遅れて扉を開けたとき飛び込んできた彼女の声にもうびっくり!来てみてよかった。いづみちゃんの代表作『Sweet Love Songs』はガールポップ名盤中の名盤。年始の「コンフィデンス」誌のアンケート「21世紀にも聴きたい私の3枚」でも、拓郎さんの『元気です』大瀧師匠の『A LONG VACATION』と、撰ばせていただきました。そんな彼女がこのイヴェントのmcです。

 オープニングアクトにはおなじみのキタキが、そして右はfra-foaとかGO! GO!から左はZONEやホワイトベリーまで、けっこうなかなかな21組。個人的にかなりたのしみにしてるはじめての晶!辻香織ちゃん!このふたつの真反対のボーカル、目の前で聴くとどっちがどうなんだろう。それからBrandnew Little Toys!ハートバザールも!今年の「きくち大賞」もこの辺りから見つけたりもするのかと。これもまたいつものように勝手にめちゃ×2もりあがってます。よかったらばどうか是非!

 まあともかくも興行的にどうなのか、みんなたのしめるお祭りになったのか、終わってみなければわかりませんが、もしも願いがかなってたら、ガールポップなフジロックをめざして、来年こそまた7月31日と8月1日の2デイズ、28組くらいの規模でやってみたいとも思っています。けど(笑)


フジテレビ きくち



モドル




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