書いてるきょうは12月5日『2011 FNS歌謡祭』前々日ですが、本誌発売の1週前に4時間超の生放送を無事終えたはずです。前週他局の特番で「録画部分を生放送のように放送した事件」が起きて妙なテンションの中、事前収録17曲を含む、全81曲をグランドプリンスホテル新高輪「飛天」より生放送しました。
『FNS』の事前収録の理由は、出演アーティストスケジュールの都合でやむなく2曲、そして史上最多81曲の多くを生演奏で放送するのに、前日の現地リハーサル、当日の通しリハーサルにかかる膨大な時間の軽減/リスクマネジメントのため、事前の調整が可能な楽曲を15曲収録して4時間超にちりばめました。それでも64曲は生放送、もちろん「すべて生放送」という告知は全くしてませんし、収録部分に「生中継」の表示ももちろん入れてません。生放送当日のスケジュール折り合わなかった3人以外のアーティストは全員、会場に来て目の前で64曲をたのしみました。もちろん大画面のモニターで収録済みの17曲も、未放送の名曲のコラボですから、レギュラー3番組『僕らの音楽』『堂本兄弟』『MUSIC FAIR』と同様、視聴者のみなさまにもお楽しみいただけたと思います。
今回の一件で社内の他部署も「生放送」と「生演奏」を混同していて、そこ突っ込むとさらにもお話は深いとこまでいっちゃぃます。「録画」を「生放送」と「偽る」のがおかしいのなら、「カラオケ」に合わせバンドが「当て振り」して「生演奏」の「ふり」するのは…?今年の『FNS』は61曲が生演奏、ダンス曲中心にカラオケで20曲。しかしながらどの他局の番組もほとんどのバンドがカラオケに当て振り。青木琴美先生の人気コミック『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(「Cheese!」連載中)で描かれてるあの通りですけど?
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