1
レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#294(11/10/12)

『2011 FNS歌謡祭』スタッフルーム開き!

 このコラムは隔週発売の「TV LIFE」の前の週の月曜火曜に締め切りがやってくるので、ここ7年は26回それを越えて、1年が終わります。先々週深夜3度目の「音組総会」終わりでお家帰って27時半までかかってやっとこ拙文を仕上げてから、あっというまに2週間、今日(10月3日)は新しい締め切り日で10月1週で『2011 FNS歌謡祭』スタッフルーム開きの日。早っ。今年もテレビの音楽番組の年末が『FNS』からはじまります。ほんっと早い!

 私が担当プロデューサーとして『僕らの音楽』板谷ディレクターと作りはじめてから今年で10回目。とりわけ『僕ら』放送開始以降は年々たかまる生演奏。他局他番組がほぼ全ての楽曲をカラオケで放送しているこのご時世に、突出する音楽制作費も生放送で生演奏するリスクも恐れず、カラオケ当て振りでは発生しない気が遠くなる労苦も厭わずに、アーティストへの執拗な交渉、武部聡志音楽監督と深夜に及ぶアレンジ打ち合わせと、それをしばしば根底からひっくり返し繰り返し繰り返して作り上げる濃厚な本人参加事前リハーサル。昨年は前年比6割増しの74曲中、65曲を生演奏しました。コラボにカバーに名曲だらけ、普通の曲を普通に演ったのは僅かに10曲。現在のフツーの歌番組作りから間違ったことばかり重ねましたが、結果は21.7%。3年ぶりに民放唯一の20%音楽番組として、前年の『芸能人歌がうまい王座』から音楽番組年間ナンバーワン視聴率を奪い返しました(笑)。

 今年は「100曲全曲コラボ全曲生演奏」なんて夢を拡げてます。昨年以上に過去映像もトークも最小限かもしれません。御免。

 どうだったかは新年4日発売?本誌のこのコラムをおたのしみ!

 たった3か月先のことだから、それもきっとあっというまです。

-- 戻る --

コピー禁止 このページに掲載されている写真はすべて著作権管理ソフトで保護され、掲載期限を過ぎたものについては削除されます。無断で転載、加工などを行うと、著作権に基づく処罰の対象になる場合もあります。なお、『フジテレビホームページをご利用される方へ』もご覧下さい。
著作権について