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レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#273(10/12/15)

『FNS歌謡祭』21.7%!TOKIO×幻のコラボ

 みなさまの応援のおかげ様で『2010 FNS歌謡祭』は、2007年の『FNS』以来3年ぶりの20%民放音楽番組と成りました。これで、11月23日の『歌謡チャリティコンサート』を抜いて、NHKを含む今年のニッポンの全音楽番組のナンバーワン視聴率。応援どうもありがとうございました。

 本番当日に抱えたいくつかのトラブルのなかで、ほんとにびっくりしたのが玉置浩二さん。通しリハーサル直前に安全地帯のスタッフが
「リハは不参加でお願いします」と謝りに来て、わたしが普通に
「本番はだいじょぶですよね?」と訊いたらば
「頑張ります…」との返事。「だいじょぶです!」じゃないのに驚いたけど、でもまさかほんとに来ないとは思わなかったから、リハ中もMC席で「五分五分かなぁ?」とか半分笑い話になってました。TOKIOにも、長瀬(智也)くんにもそんな話をしてたの。そしたら『FNS』生放送35分前の、『MUSIC FAIR』の生放送中に「来ない」という話になったみたいで、そこからが大あわて。曲タイトルのアーティスト名を「TOKIO」に直して、TOKIOのスタッフに伝え、謝って、ばたばたのうちに生本番。寸前にTOKIOから
「玉置さんのギターをそのままステージに置いておいて」との伝言が届きました。それから生放送がはじまって、ステージ裏にスタンバイで来た長瀬くんと話して、マイクスタンドもそのまま置くことになり、それであの演奏です!
「玉置さん!まだまにあいます」そして「NaNaNa」を延々と繰り返すTOKIO。
もともとこのネタは、玉置さんと関係なくTOKIOが考えてくれていた生演奏の遊び方。ずっと繰り返す中、長瀬くんが
「CMのあとも『FNS』をおたのしみください」と言ったら、そのままCMカットイン。私も
「CMあけ飛天にちょっと戻るから、CMの2分間ずっと演奏続けておいて、あけたらそこで終わろうよ」ともりあがってたの。
そこに玉置さんの欠場がハマり長瀬の機転で玉置さんへエール。安全地帯の楽曲は、当日名古屋の嵐、横浜の鈴木雅之さんを収録したときに録ってたので、コラボは無くなっちゃったけど、ピンチをチャンスに、会場総立ちの大ネタとなりました!

 長瀬くん、かっこよかったな。『FNS』のTOKIOは最高にロックだょ。

 今年の『FNS』きくち大賞は 徳永英明さん×和田アキ子さん「あの鐘を鳴らすのはあなた」でしたけど、TOKIOに特別賞、そしてもちろん長瀬くんにMVPを贈ります。

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