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レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#244(09/11/11)

『堂本兄弟』11月15日 吉田建 還暦RESPECT!

 堂本ブラザーズバンドの音楽監督にしてミスターベースマン吉田建さんが還暦を迎えます。『LOVE LOVEあいしてる』から13年、17歳だったキンキも30歳。3年半前、吉田拓郎さんのときには叶わなかったけど、建さんでやっと実現できました。

 出逢った頃の建さんは泉谷しげるバンドの強面ベーシスト。『HEY!HEY!HEY!』14年前の泉谷さんチャンプの時、スタジオの電源が落ちて復旧に時間がかかちゃってADさんが
「泉谷さんが怒ってます!」て私を呼びに来て、行ってみたら怒ってるのは実は建さん(笑)。泉谷さんとかポンタさんとかが
「建、テレビなんだからしょうがねぇだろ」てなだめてくれて、それでも建さん怒ってて、本番が終わるなり、アンコールの拍手の中、ベース置いて帰っちゃった。建さんに最近訊いたのは
「のっぴきならない待ち合わせ」がその後あったのだそうで(笑)。

 運命の再会は1996年の10月1日。『LOVE LOVE』の最初のリハーサル。スタジオ入りするラブラブオールスターズの中で2番目に偉いのがすぐわかった。そこからは毒を食らわば皿まで、鍛え鍛えられ繋がってきた13年。『僕らの音楽』の武部聡志さんと3人、音組的運命共同体です。

 今でこそ同期ものが大嫌い(笑)、完全生演奏が大好物の私ですが、ADの頃は有り余る待ち時間にシーケンサーを持ち込んで音楽をつくって、演奏できない楽器まで楽しんでました。今で言う私のガレージバンド。でもね、LOVE LOVE ALL STARS を結成、堂本ブラザーズバンドが継いで、私の生演奏をつくってくれるようになってから、私にはシーケンサーが要らなくなったの。ありがとう建さん、おめでとう!次は武部さん、高見沢さん、ね。

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