レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#205(08/04/13)インタビュー
×ゆず
『僕らの音楽』
4月13日 昼
青海 フジテレビ湾岸スタジオ 楽屋でインタビュー

きくち
実はお2人との初仕事って、『ワンナイ』だったんですよ。くずにコメントをくださいって企画で。
岩沢
僕、普通に『ワンナイ』見てたんで。来た来たって感じでした(笑)。
北川
(笑)。ちょうどリリースもないときだったんで、うれしかったですね。
きくち
で、あのまま縁がないかなと思ってたら、『僕らの音楽』に来てくれて。それまではテレビに出ること、ほとんどなかったじゃないですか。
北川
そうですね。でも出ないって決めてたんじゃなく、ほかの活動を丁寧にやってたら、キャパ的にできなかっただけで。そこに「栄光の架け橋」ができて、より多くの人に音楽を聞いてもらいたいって気持ちが芽生えた。そういうタイミングだったんです。
きくち
そうなんだ。出るようになってみて、テレビってどうですか? 両刃の剣な感じでしょうけど。
北川
よくも悪くも、すごい影響力がありますからね。今まで培って来たものが、一瞬で終わっちゃうぐらい。でもちゃんと丁寧にやれば、見てる側に熱が伝わるのかなって思いますね。
きくち
やってみてわかること、ありますよね。わたしも最初、ゆずって路上のイメージが残ってて、わりと即興的なユニットなのかなって思ってたの。でもリハーサルで、いきものがかりとのやりとり見てたら、ちゃんとサウンドプロデュースしてて、ああ、ミュージシャンなんだと。あれ、よかったねー。思わずキュンとしちゃったょ。
岩沢
(笑)。僕と北川だけなら、阿吽の呼吸で出来ちゃうところもあるんですけど、ほかの方と絡むときは、そうもいかなくて。ただ今回は年下ばっかだったから、やりやすかったです(笑)。
きくち
あのやりとりなんかを見てると、意外とお兄さんなのよねー(笑)。
岩沢
今年、32歳ですからねえ。
北川
もう11年目で(笑)。
きくち
あっ、意外とじゃなくて、本当に中堅だ。そのわりには、ずーっとフレッシュな感じですよね。
2人
いやあー。
北川
最近、腐りかけてるかも(笑)。
きくち
綾瀬はるかちゃんとの対談とか、3人が3人とも、絵に描いたよなさわやかさ、だったょ!
岩沢
実際は9歳も違うのに…(笑)。
きくち
でも11年やってきて、違和感なくあれができる、ゆずは素敵だよ。
北川
光栄です(笑)。
きくち
あと、こどもから大人まで、楽曲が幅広い世代に支持されてるよね。そこもすごいな、て思うよ。
北川
そのへんはちょっと意識してますね。最初は学生のときに聞いてた、それこそダイブするような曲の名残りがあったんですよ(笑)。でもやっていくうちに、い ろんな世代に聞いてもらえる音楽ってなかなかないし、そういう音楽のほうがカッコイイんじゃないかな、みたいな感じになって。
きくち
かと思えばライブでは、おばかなこともいっぱいやってるね(笑)。
岩沢
バカですね。逆に最近はやらないとダメ、みたいな感じになって(笑)。
北川
バカだからこそ、真剣に(笑)。
きくち
そういうとこも素敵。とにもかくにも、今回音楽を作る過程を見たんで、よりCDを聞くのが楽しみです。
北川
それこそ今回、アルバム名にもなってる「WONDERFUL WORLD」って、7分ぐらいある大曲なんですけど、初回特典はそれを作ってる最中のDVDが付いてるんですよ。…ミュージシャンとしてはあんまり、見せたくないんですけど(笑)。
きくち
ああ、鶴が機織ってるのに…。
北川
ふすま開けちゃって(笑)。
きくち
(笑)。もし機会があったら、『僕らの音楽』で演ってもらいたいですね。佐野元春さんの「ロックンロールナイト」とか、長い曲も演れる音楽番組だから。…そのかわり、板谷ディレクターの注文も多いけど(笑)。
北川
でもああいうこだわり、いいですよね。やっぱ、物作りの熱意が伝わって来るし、それならこっちもこうやるよみたいな感じにもなって(笑)。
きくち
そう言ってもらえるとうれしい。これからもよろしくお願いします。
2人
よろしくお願いします。


「SPECIAL THANKS!」
『WONDERFUL WORLD』評(笑)

この直後にアルバムいただいて、それから『僕らの音楽』の収録のあいまに聴き倒しました(笑)。いろんなところで、いろんなときに、ゆずの音楽♪聴いてきたつもりだったけど、こんなにていねいにつくりこまれた、こんなにポップな1枚に、正直びっくりでした。アルバムとして、よくできてます。て、「11年目の中堅」にはじめて語る感想、じゃないよね。大好きになったょ。

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