レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#192(07/11/07)インタビュー
×カールスモーキー石井さん
2007年10月14日午后
『僕らの音楽』収録のあと
お台場 フジテレビ 楽屋でインタビュー

きくち
おつきあぃ長いのに、ちゃんとお話したことあまりないですよね?
石井
そうですね。どっかのレストランでちょっとご一緒した、ぐらいで。
きくち
ごちそうさまでした!よろしかったらぜひ、また。
石井
ええ、行きましょうか(笑)。
きくち
米米CLUBへの思いを、入り口から話しはじめるとかなり長いんですょ。学生のころ、デビュー前からライブハウスで観てるので。
石井
えっ、どこだろ?鹿鳴館かなんかですか?あとはクロコダイル。
きくち
クロコダイル!クロコダイル行きました。ちょっとした追っかけだったの(笑)。だから「I・CAN・BE」でデビューしたときは、親のようにうれしかったんですょ。
石井
それはそれは(笑)。
きくち
あの、ねちっこいメロディラインがたまらなくて。うまく表現できないですけど、石井さんしかつくれないと思いました。気がはやいですけど、つぎは、ぜひお願いしますね。「I・CAN・BE」をわたしの番組で放送するの、ちょっとした夢なんですよ。
石井
いいですね。あと「sūre danse」とかも演りましょうか。
きくち
あれもいいですねー、米米の音楽性を象徴してて、それで、世の中にもちゃんと知られてる楽曲すし。
石井
そうそう、“グレーゾーン”にいる人は、たいてい好きですね(笑)。
きくち
わたし的に「君がいるだけで」や「浪漫飛行」、売れたからそんなに好きじゃないんですよ(笑)、嫌いじゃないけど。前からのファンにはありがちですけど。それより「FUNK FUJIYAMA」や「KOME KOME WAR」とかのほうが好きだったりする。
石井
“米米好きな人”は、そうだったりしますね(笑)。ディスコの、そのころの時代が生んだ音には、抗えない力みたいなものがありましたし。
きくち
ほんと、そうですよね。
石井
ドゥン、ドゥンって低音で刻まれると、どうしても乗っちゃう。切り捨てられない何かがあるんですよね。いまだに…「komedia.jp」とかもね、P-FUNK系の音とかを意識して、作ってたりしてますから。
きくち
時代は流れても、米米の根底に流れているものは同じなんですね。
石井
変わってないんですよ。メンバーも1人ぐらいなんかあってもおかしくなかったんですけどね。病気してたり、交通事故起こしちゃったり(笑)。でも、そういうことがまったくなくて。
きくち
代々木、観させていただきましたけど変わってないですね。執拗にていねいで、やっぱりたのしかった(笑)。
石井
正直「マエノマツリ」や「アトノマツリ」は、訳わかんない間に終わっちゃった感じだったんですけど、今回はある程度冷静に見れたし、米米らしい雰囲気が作れたと思いますよ。まあ、もう少しヒット曲あってもいいかなとは、思いましたけど(笑)。
きくち
きちんとつくりこまれた、秀逸なエンターテインメントでした。
石井
相当考えてやってるんですよ。どんなに好きなアーティストのコンサートに行っても、何か違ったりするじゃないですか。ヒットソングもいいけど、もうちょっとその人に触れたいな、とかって。だから、くっだらないように見えるけど、MCと間に入ってくるプレゼンテーションみたいなものこそが、大事だと思うんですね。特に米米みたいにトリッキーなバンドは、チケットの売り方ひとつ取っても、なんかワクワクしてる感じがないとダメで。
きくち
石井さんに、プロデューサーとして教えられることが、たくさんあります。細部までていねいな演出、映像収録のやりかた、パッケージ・グッズのつくりこみから、予算管理まで(笑)。『堂本兄弟』て番組もやってるので、あっちでもみんなで演りたいですね。
石井
あのメンバーは、すごいですよねー!あの人たちをバックにうたう人たちはすごいなと思いますよ。
きくち
そんな堂本ブラザーズバンドと石井さんとでファンクを演りたいので、どうぞいらしてくださいね。それと、ごはん出かけましょうね。
石井
そうですね、ぜひ(笑)。

「SPECIAL THANKS!」
稀代の演出型プロデューサーさま!


レベッカ・爆風スランプと米米が、わたしが学生のころ好きだった若手バンド。本誌発売日翌日の(2007年)11月8日、石井さんとごはんに出かける予定です。放送どぅだったかなぁ。しょこたん、がんばってくれたけど。今回わりと急に実現したのであきらめたことも、いっぱいっぱぃありましたけど、ごはんの約束が叶ったら、今度はつぎの約束、叶えましょっねっ。

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