- きくち
- 何はともあれ『VOCALIST』ですよね。3作すべてがチャートにならんでるって、すごい光景です。
- 梔i
- 驚きましたね。ただ、売るっていうのは、アーティストのマスターベーション的なところだけでは無理だと思うんです。みんなで一丸となっていかないと。だから本当、メーカーさんのおかげだなって感謝してますね。
- きくち
- 今となってはあれですけど、最初のが出たときは、1回っきりの、企画盤だと思ってたんですよ。
- 梔i
- 僕もそのつもりでした。でも、「1」を出した後、オリジナルを数年かけて作りたいなって思いもあって、もう1枚やってみようと。で、「雪の華」とかうたいたかったんですよ。
- きくち
- やっぱり、そうだったんだ。わたしも「2」を聞いたとき「雪の華」がサイコーによくって…。
- 梔i
- っていうのがあって、「雪の華」を中心に「2」を。「3」は…クリエイティブなものって、3つで一区切りみたいな感じがあるじゃないですか。だからもう1つ、やり切ったって思えるまでやってみようと、作ったんです。
- きくち
- いや本当、どれも秀逸だと思いますよ。…ただ徳永さん、1つお願いが。「ですます」、やめませんか?
- 梔i
- いやいや、仕事だから。飲み屋だったらあれですけど(笑)。
- きくち
- (笑)。それこそ昔はあれですよね、呑み屋さんが一緒だったりして。
- 梔i
- もう今年はね、阪神絶好調で。
- きくち
- ありがとうございます。徳永さんは西武でしたっけ?
- 梔i
- いいです、西武のことは(笑)。
- きくち
- (笑)。まあ、そんな長いお付き合いということで。今日は7年半ぶりの『HEY!HEY!HEY!』でしたけど、いかがでした?
- 梔i
- 関ジャニ∞のみんながいい人たちで、よかったなと。あんなに腰の低い人たちは今どき珍しいですよね。
- きくち
- ペーペー感が消えないのが、彼らのいいとこですね(笑)。
- 梔i
- 今度、違う局で KAT-TUNと会うんです。どんな人たちかなって、楽しみになりましたよ。やっぱり、関ジャニ∞とはキャラが違いますよね?
- きくち
- 違いますね。KAT-TUNは“東京っぽくて、ちょっと悪い子”みたいな感じが魅的なんです(笑)。
- 梔i
- 悪い子なんだ?(笑)
- きくち
- いやじゃないと思いますけど。…たぶん(笑)。ひさしぶりのダウンタウンはいかがでした?
- 梔i
- やっぱり、さすがだなと思いましたね。それと「f分の1のゆらぎ」の話は、すごい励みにもなったし。
- きくち
- そうか。ユーザーは何となく感覚で認識してるかもしれないですけど、うたってる側は意識してませんもんね。…なのに歌が短くって、すみませんでした。次の『堂本兄弟』は長めでお願いしたいと思ってます(笑)。
- 梔i
- 楽しみですね。KinKi Kidsには曲も提供してますし。
- きくち
- うたっていただけますか?
- 梔i
- …「永遠に」? でも、うたえますかねえ。キーが違いますから。
- きくち
- 徳永さんにあわせますょ。
- 梔i
- じゃ、キー探しときますね。ちょっと僕もうたったことないんで。
- きくち
- 実現したら、お客さんめちゃめちゃもりあがりますょ。その前に、『僕らの音楽』もありますけど…YUIちゃんってご存じでした?
- 梔i
- 名前だけは。auのCMソングなんですよね。ちょっと「CHE.R.RY」を覚えなきゃいけないと思うんですけど、サビ前の展開が自分の中にない世界なんで、そこらへんのギャップをどう埋めていこうかなと。
- きくち
- 無理言ってすいません、YUIちゃんの声に徳永さんの声が重なったらって、思いついちゃったもので。徳永さんの♪恋しちゃったんだ〜、楽しみにしてます(笑)。あ! 彼女も福岡なんですょ。
- 梔i
- じゃあ同郷ってことで、うまくいくんじゃないでしょうか(笑)。
- きくち
- たのしみにしています。あと徳永さんの『僕らの音楽』ですねっ。ほかにもいろいろ、末永くお付き合いください。
- 梔i
- よろしくお願いします。
「SPECIAL THANKS!」
伝説の「ハチ」の呑みなかま
下北沢の小田急線の線路沿いに、その呑み屋さんはありました。徳永さんはもちろん、甲斐よしひろさん、CHAGEさん、ASKAさん、KANちゃん、スタレビの根本要さん、カウンターの中には坪倉唯子さん。瀬尾一三さんも敷島(現 年寄り 谷川/当時 吉種)もここで知りあいました。中島みゆきさんに『HEY!』テレカを、手渡したこともありました。はっつぁん、元気?熊本にいるの?
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