- きくち
- (『堂本兄弟』のカードを渡し)どうもありがとうございました。
- 仲間
- なんですか、これ?
- きくち
- 「サンキューカード」ていって、みんなのメッセージとサインの入ったカードなんですけど。ご出演いただいたかたにお渡ししてるんです。
- 仲間
- うれしい! すごいですねー。
- きくち
- 今日はほかにもいろいろ持って来てまして。(『TRICK』のDVDを出し)仲間さんが『堂本兄弟』に来ることになったときに、はじめて『TRICK』観てみたんですよ。そしたらドラマはもちろん、仲間さんにハマっちゃって。(『エラいところに嫁いでしまった!』『大奥』ほかDVDをならべて)これ、全部観ました。
- 仲間
- ありがとうございます(照笑)。楽しんでもらえてよかったです。
- きくち
- すごい女優さんになりましたよね。デビューのころ『MUSIC CLAMP』でお仕事したのが遠い遠い夢みたぃ。
- 仲間
- 本当、そうですよねえ。でも、きくちさんの名前と顔はずっと覚えてましたよ。すごく印象深かったので。
- きくち
- うれしぃ。なんか、素通しのメガネに替えて、けっこぅ気づかれなかったりして(笑)。
- 仲間
- そうそう、驚きました(笑)。
- きくち
- わたしも仲間さんのこと、よく覚えてますょ。クールビューティというか、なんかちょっと話しかけにくい美形で。あの番組はほんっといろんな女のコが出てたけど、仲間さんは…。
- 仲間
- つっけんどんでした?
- きくち
- いやいや(笑)、なんか(『エラいところに〜』のDVDを指し)こんなひとじゃなかったわけですよ。
- 仲間
- あー。それはそうですねえ。
- きくち
- それが去年『堂本兄弟』で、10年ぶりに再会して、なんかかわいらしくて、女優というよりふつうに女のコっぽくって、ギャップにびっくり!「えっ、こんな子だったの?」て。
- 仲間
- (『TRICK』のDVDを指し)たぶん、これのせいだと(笑)。
- きくち
- これで、自分を解放していい、てわかったの?変わった?
- 仲間
- なんか、見たことのない大人の人ばっかりだったんですよ。仕事ってもっと眉間にしわ寄せてやるもんだと思ったら、そうじゃない大人たちをたくさん見てしまったもので。「あっ、これでいいんだ」って思ったんです。
- きくち
- たのしんじゃったほうが勝ち、みたいなのって、ありますよね?
- 仲間
- ええ、だからたのしんでます。
- きくち
- そういえば、あの『MUSIC CLAMP』のころは、歌手も女優さんも、どっちもありだったんですよね?
- 仲間
- そうですね。どっちもやってて。
- きくち
- じゃ、またうたうのもありじゃないですか?『堂本兄弟』の歌もステキでしたし、きっとたのしいょ。
- 仲間
- いやいや、あれはもう、ドッキドキでしたから(笑)。でも歌は好きなんで、またやりたいなとは思ってます。
- きくち
- 音楽のひととして『僕らの音楽』にも来てほしいし。次の舞台では、うたったりとかはなぃの?
- 仲間
- これはないですね。前に『スタア誕生』っていう、ミュージカルをやったことはありますけど。
- きくち
- しまった、あれね!最終日むかってたのに、なんかお仕事のトラブルがあって、お台場に引き返したの。
- 仲間
- よかったー、観られなくて(笑)。
- きくち
- くやしいなー。今度はちゃんと行きますからね、開演30分前に。
- 仲間
- それ、早すぎません?
- きくち
- だってすっごぃたのしみにしてるし。ブラジル移民の話ですよね?
- 仲間
- そうですね。前に1回、NHKのドラマでやってるんですよ。『ハルとナツ』っていうんですけど。
- きくち
- あー! 知ってる知ってる。
- 仲間
- それの、ナツ1人バージョンなんです。ドラマではブラジル側のお話も描いてましたけど、舞台ではほぼ日本側のお話だけで進む感じなんです。
- きくち
- なるほど。じゃ、『ハルとナツ』を先に見とかなきゃいけないのね。DVD、探さなくっちゃ(笑)。
- 仲間
- ありがとうございます。でも、なんか恥ずかしいですね。あんまりじっくり見ないでください(笑)。
「SPECIAL THANKS!」
『スタア誕生』のころはまだ
わたしにありがちなお話ですが、去年の『堂本』の打合せで伝説の『TK MUSIC CLAMP』以来ちょうど10年ぶりに逢ってからのめちゃおそぃファンですけど、それから2か月で『TRICK』全作品観たちょー熱心なファンでもあります。そのとき『TRICK』のDVDボックスにサインをいただいて、そのあと生瀬勝久さんと鬼束ちひろさんのが並びました(笑)。 |