レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#172(07/01/31)インタビュー
×中川翔子ちゃん
2007年1月16日 夜
『堂本兄弟』収録のあと
砧 東京メディアシティ 楽屋でインタビュー

きくち
よく今日までテレビでうたってなかったよねー。立ち位置としてはやってておかしくないのに。『堂本兄弟』のためにとっておいてくれたの?(笑)
中川
そんな(笑)。家でうたうばかりで、人前でうたうなんて考えたこともなくて。とにかくまちがったら終わると思ったから、それだけ気をつけました。
きくち
特にテイク1テイク目がよかったょ、しょこたんの緊張感が観てる側に伝わって来て。『僕らの音楽』でもそうなんだけど、やっぱりテイク1のよさっていうのがあるのね。
中川
あれでよかったんですかね?もう音楽番組っていうものが、全然わかってなかったので。
きくち
でも、たのしかったでしょ?
中川
ゾクゾクしましたー!
きくち
うまかったしね。実際にやる前は「うまい」って説と「どへた」説とあって、どっちなんだろうと思ったけど(笑)。今日の感じで観たら、全然、歌もイケるって思ったょ。
中川
いやいや、何万回もうたってる曲なんで。自分の歌だったら…(笑)。
きくち
ごめんね、自分の歌じゃなくって(笑)。でも「残酷な天使のテーゼ」をテレビでやる機会なんて、なかなかないじゃない?
中川
見たことないです。でも社会現象になったぐらいの曲だから、アニソン(アニメソング)でも普通に演って、ギリギリありかなと思いますし。
きくち
生演奏だし。
中川
すごかったですねー。頭の中真っ白で、あんま覚えてないんですけど(笑)。モニターで見てびっくりしました。棒立ちなんですもん、私。運動神経もリズム感なくって。
きくち
独特のリズム感を持ってる。今っぽくないっていうか(笑)。それが個性だから、あれでいいかも。あと、トークはバツグンだったょ。今日の収録でしょこたんのこと、かなり好きになっちゃった
中川
(照笑)。
きくち
いい意味で本物のオタクというか、普通じゃないって。…わたしもちょっとだけ普通じゃないけど(笑)。しょこたんはやっぱり自意識の中でオタクだと思ってる?
中川
気質はそうなんでしょうね。そんなに深い知識はないんですけど、とりあえず広く浅くって感じで。
きくち
あれで浅い?
中川
すごい人、いますからねー。でも、みんな何かのオタクではあると思うんですよ。ただ、私はその中で“オタク”と呼ばれる人たちが好むものにハマってるってだけなのかなって。
きくち
アニメは見ないって言ってたけど、番組に出たアニメは網羅してるわけでしょ。すごい見てると思うけど。
中川
アニソンはまた別です!
きくち
(笑)。広くっていうのは何となくわかるけど。生まれる前の時代までカバーしてるわけでしょ?80年代中期の作品が好き、って。
中川
そうなんですよ。80年代中期って、いろんなものが輝いていたと思うんですね。だから憧れてます。
きくち
私もマンガはすっごい読むんだけど、アニメは……ほら、マンガはどこでも読めるけど、アニメは、ね。
『(機動戦士)ガンダムSEED』を、『僕らの音楽』流れで観たくらい…。
中川
私、時間なくて観れてないんですよー。ちゃんと全巻、(DVDを)持ってはいるんですけど。
きくち
それで次の『(機動戦士ガンダムSEED)DESTINY』までハマって。去年やっと『(新世紀)エヴァゲリオン』。綾波レイのような、いろんな意味で融通のきかない女の子に感情移入しちゃう傾向があって…。
中川
(話しぶりを聞いて)…めちゃくちゃハマってますね(笑)。
きくち
あとは『未来少年コナン』くらいしか、通しては観てないなぁ。
中川
もう充分だと思います。
きくち
合格?(笑) じゃ、これからはアニメもだいじょぶということで(笑)。

「SPECIAL THANKS!」
つくらないつくられない才能

しょこたんのおとうさん中川勝彦さんと『夜ヒット』のADのころお仕事させていただきました。チェッカーズがマンスリー、ニャンギラスが初登場という時代。4年前はじめて彼女に逢ったときにも、中川さんのお嬢さん、と紹介されました。けれど今「しょこたん」として立っている彼女はスゴイ。いろんな意味でちゃんと、ふつうじゃなぃ、しょこたん。尊敬。


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