レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#165(06/10/25)インタビュー
×絢香ちゃん
『堂本兄弟』
2006年10月15日 夕方
お台場 フジテレビ 楽屋でインタビュー

きくち
去年の『FACTORY』で、はじめて逢ったんだょね。
絢香
11月ですね。
きくち
デビュー前ね。ギターウルフ、POLYSICS、smorgas、あと、ザ50回転ズ。ロケンローなラインナップのなか、うたったんだょねっ。
絢香
お客さんも驚いてましたね。
きくち
しゃべると関西弁だし(笑)。ステージから降りると、めちゃめちゃ女のコなんだもん。わたしもびっくり!
絢香
どんなコだと思ってました?
きくち
デビューのころの小柳ゆきちゃんみたぃ?最近だとAIちゃんみたいなかんじかなぁー、って。AIちゃん、すごぃじゃなぃ?(笑)
絢香
すごいですもんね、ホント(笑)。
きくち
絢香ちゃんは、めっちゃ女子高生で、ギャップにびっくりしたの。
絢香
デビュー直後は言われました。「思ってたのと違う!」って(笑)
きくち
そのギャップでまた、歌が際立つからね。平原綾香ちゃんも中身はめちゃめちゃ女子大生だったり(笑)。
絢香
(笑)。
きくち
絢香ちゃんの音楽って、ちょっと洋楽っぽぃよね。
絢香
小学校のときに聴いたマイケル・ジャクソンがすごい衝撃的で。そこから洋楽にハマっていきましたね。
きくち
日本の音楽は聴かないの?
絢香
いや、そんなことないです。平井(堅)さんとか聴いてました。
きくち
逆。ふつうは邦楽から入って、成長期のころ洋楽にいくじゃなぃ。
絢香
逆でしたねー、入り口が。
きくち
わたしは歌詞から入るほうだから。日本語大好きで。だから音楽は、うたは言葉が届くべき、って思うほうなの。
絢香
確かに大事ですね。私、前にラジオ局の人に言われたんですよ。「歌詞が聞き取りにくい曲があるね」って。そのときはそういうの、意識したことなかったんですね。特にアップな曲だと、勢いやノリを重視してたから。
きくち
洋楽的な音づくり、ね。
絢香
そこではっきりうたうことの大事さに気づかされたというか。ただ、うたい回しのカッコよさも大事だと思うんです。だから両方をうまく取り入れるうたい方を探してる感じですね。
きくち
この1年いっぱぃお仕事したょね。『FACTORY』から、3月の『僕らの音楽』と生放送、「GIRL POP FACTORY」「J-WAVE LIVE」『MUSIC FAIR』そして『堂本兄弟』(笑)。
絢香
今までの人生の中でも特に濃い1年ですね、そう考えると。
きくち
「I Believe」もすごぃけど、やっぱり「三日月」で絢香ってシンガーをみんなが認識したね。
絢香
うれしかったけど、戸惑いもありました。それこそ「I Believe」のときはご飯屋さんで隣にいるおばちゃんも気づかなかったから。
きくち
「三日月」が突き刺さって、泣いた人もたくさんいると思うょ。
絢香
ちょっと不思議かも。っていうのは、自分も音楽聴くと涙が出るタイプなんです。だから自分が人にそういう感覚を与えてると思うと、なんか…。
きくち
その感覚は大事ね。音楽聴いて泣けない人には泣ける音楽はつくれない、うたえない、って思う。ビジネスのなかの音楽じゃ。
絢香
何も伝えられませんよね。
きくち
『堂本兄弟』で「三日月」が今度はどぅなるのか、すごい楽しみ。
絢香
初めてなので緊張しますね。でも(堂本)剛さんとは、何回か一緒になってるし、ちょっと心強いです。
きくち
KinKi Kidsに深田恭子ちゃん、えなり(かずき)くんがいるんだよ。こんなこともうたぶんないょね。
絢香
ないです、ないです。二度とないからこそ、余計にリアリティあふれる音になるんじゃないかな。
きくち
これからもよろしくね。12月もまたいっぱいがんばろぅねっ!
絢香
よろしくお願いします。止まらず、突っ走りたいと思います。


「SPECIAL THANKS」
絢香との1年8回目のお仕事

板谷Dが絢香ちゃんをライブで観て気に入って『僕らの音楽』に呼びたくて、わたしに見せるためだけに『FACTORY』に連れてきました。自分で録ることが わたしの出した条件で、板谷は2年ぶりに『FACTORY』のディレクターに復帰。そこがはじまりで、1年でほぼ全部の番組でお仕事しました。あとは12月(『FNS歌謡祭』)。今年の中村中さんとか、出逢いは大事ですね。

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