レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#156(06/06/21)インタビュー
×レミオロメン
『僕らの音楽』
2006年5月28日 夕方
お台場 フジテレビ 楽屋でインタビュー

きくち
えーっと、『僕らの音楽』、レミオロメンは勝負の回です(笑)。
レミオ
そうなんですか!?(笑)。
きくち
なんせ、対談が錦戸くんとだから。この違和感がどう出るか。
神宮司
面白いですよねえ。
きくち
ね。「レミオロメン×錦戸亮」って、文字列見ただけで面白いょ。両側にすごくかけ離れてる感じがする。
前田
でも、思ったより普通の目線を持ってる人でしたね。自分の仕事は演じることで、これしかできないとか。
藤巻
印象的だったのは、「夢は大きな家に住んで、きれいなお嫁さんと犬がいること」って。ちょっとカッコよかったよね。弟と同じくらいなのに。
前田
じゃ、Hな本買ってやらないと。
藤巻
いや、まにあってるでしょ(笑)。
きくち
(笑)。そんな光景を見れただけで、やってよかった。今日もいろんなことやらせて申し訳なかったけどね。…テレビって大変でしょ?
神宮司
でも、出来上がったのを見たら、すごくいいなと思いましたね。
前田
僕らに向いてると思いますし。
きくち
わたしもそう思ってた、ずっと(笑)。
藤巻
うれしいですね。「太陽の下」は、教育テレビの『みんなのうた』みたいなのをちょっと意識してたし。
きくち
詞がいいよね。難しい言葉使わないし、難しいこと言ってないけど、でも深い。「スタンドバイミー」もいろんな景色が見える曲で。しかも今夜は、まさかのカヴァーもやってくれて。
藤巻
そうでした?
きくち
「今宵の月のように」って聞いて、録らなかったら失格でしょう。藤巻くんがうたうエレカシはどんなふうになるのか、単純に聴きたいし。
藤巻
でも高校生んとき、よくエレカシうたってたんですよ。
神宮司
コピーとかしてね。
前田
あとはベンチャーズとか。で、そこから全然やらなくなって。
神宮司
みんなまったく別の人生を歩き始めてたのに。
きくち
前田くんはプロのミュージシャンになったんでしょ? よくそこやめて、バンドに賭けたよね。
前田
最初に(藤巻と)2人でセッションをして、なんかピンと来たんですよ。だからすぐデモテープ作って、(神宮司)治に聞かせて。「ドラム叩きたいんなら、叩かせてやってもいいぞ」って。
一同
(爆笑)。
きくち
めちゃくちゃ、上から(笑)。
前田
マジ、そうだったもんね?
神宮司
当時、看護学生だったんで…。
きくち
看護学生!?
神宮司
そうなんです。そんな中、いきなり呼び出されて。最初は苦労しましたねえ。そっちから誘っときながら、やめろって何回も言われたし。
一同
(笑)。
神宮司
なのにすぐ、「新しいドラム探すの面倒くさいからやれ」とか。
きくち
いい仲間ね(笑)。でもすごいょ。なんか、運命って。
前田
不思議ですね。あのころはこんな人生を思い描いてなかったですし。でも、やっぱりもう1回やりたいって気持ちはどこかにあって。
藤巻&神宮司
うん

前田
だからすごく希望が見えた気がしたよね、バンドやってから。
きくち
神社で合宿したの?(笑)
藤巻
ですね(笑)。ダラダラやってもしょうがないし、音楽だけ集中してやろうと。空き家であった神社を借りまして。…不審がられたと思いますよ、いい年した男が3人集まって(笑)。
一同
(爆笑)。
きくち
でも次に続くバンドに夢と希望を与えたと思うょ。…ま、神社でっていうのはないかもしれないけど(笑)。
神宮司
普通、ガレージとかですよね。
藤巻
ただ、いろんなやり方があるって、指針にはなったんじゃないですか。東京に出てくるだけが能じゃないと。
きくち
こういうやりかたでも、ちゃんと結果が出るっていうね。…今日はこの対談で、ずいぶん理解が深まったかも。…これでなんか、“きくちロメン”になれた感じかなぁー。
レミオ
そんなオチですかー!?(笑)


「SPECIAL THANKS」
きくちロメンからメンバーへ

去年『ether [エーテル]』にハマってよく聴いていました。けど、今回が事実上の初対面。このページでは矢井田瞳さん以来の緊張感でした。レミオ×錦戸くんで、たくさんのティーンのみなさんが『僕らの音楽』をはじめて観てくれたみたいでうれしかった。「3月9日」も演ってほしかったな。次ね。あ、先週カラオケで「太陽の下」うたいました。

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