レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#153(06/05/10)インタビュー
×スガシカオさん
『HEY!HEY!HEY!』
2006年4月9日 夜
東京メディアシティ 楽屋でインタビュー

きくち
最近番組の住みわけができてきて、なかなか『HEY!HEY!HEY!』と『僕らの音楽』の両方にハマる人がいなくなってね。そういう意味ではスガくん、希有な存在だよ。
スガ
まあ、出るだけですけど。今日の『HEY!』なんか、もう完っ全に自信なくしましたもん(笑)。
きくち
これに懲りずまたお願い。2つの番組の架け橋だと思ってるから。『僕らの音楽』のほうでは、番組を代表する出演者の1人だもんね。
スガ
出すぎですよねえ?
きくち
まあね(笑)。最近だとウルフルズの「66年会」ね。みんな田島貴男さんのインパクトも強かったみたいだけど、声はスガくんが勝ってたかもね。
スガ
ありがとうございます! でもあれは何がよかったって、本番までたどり着けたことで。本当、最初音出したときはどうしようかと(笑)。
きくち
そうそう(笑)。で、この実にビミョーな感じを紛らわすのに、スガくんをいじるしかないっ、って(笑)。
スガ
そうか、やけにオレんとこ来るなと(笑)。でもこういうことをやらせてもらえるんだから、あの番組は楽しいですね。よくこの時代にあんな番組があるなと思いますもん。
きくち
曲の選び方とかもいい意味でまちがってるでしょ、テレビ的には。100回記念の選曲も曲順も。「星になれたら」なんて絢香がうたっても、視聴者にはなにがなんだかわかんない。
スガ
すごい選曲ですよね(笑)。本当貴重な番組だから、なくさないでほしいなと。オレ、結構居場所がないし…。
きくち
今日、ダウンタウンの隣にもちゃんとあったじゃん。
スガ
いやいや(笑)。ほら、大まかに言うとポップス界とロック界ってあるじゃないですか。でもオレは音楽性も特殊だし、どっちにも入れない感じで。その中で『僕らの音楽』はすごいハマりがいいから、うれしいんですよ。
きくち
そう言ってもらえるとうれしいな。これからもよろしくね。あとはそうね…新曲の話でもしとく?
スガ
そんなフリですか(笑)。まあ、今度のはマニアックな感じだし、余計にポップスっぽくないですからね。
きくち
でもなんかね、好きになっちゃうところが“スガ節”っていうか。
スガ
“スガ節”ってありますか?
きくち
あるある。全体のコンセプトワークもそうだけど、やっぱり声とメロディと歌いかた。これが“スガ節”って感じなの。スガくんじゃない人がうたったら成立しないよ、たぶん。アーティストは声だって、痛感する。
スガ
確かに声は大事ですよね。
きくち
…スガくんに相対するのが…YUIちゃんかなっ。『僕らの音楽』で2人でうたった「夜空ノムコウ」はすごかったね。ほんっと!
スガ
ですね。…でもちょっと悔しかったんだよなあ。「こんな小娘に声負けするのか、オレは」みたいな(笑)。
きくち
気にしてるんだ(笑)。ま、うたう順番もあったと思うけど。同性のファンが多いのも共通してるよね。スガくんも男子のファンが多いから。
スガ
最近、本当に増えましたよ。しかも下は高校生ぐらいから自分と同じ世代まで、満遍なくいる感じで。
きくち
そうなの。高校生にはちょっと難しくない? 音楽性高いし。
スガ
…でも自分が高校生のとき、こういう感じ好きだったんですよ。だからそのへんに触れるんじゃないかな。
きくち
うれしいんじゃん(笑)。
スガ
そう、うれしい(笑)。
きくち
まあ、今日は本当にありがとう。次は『堂本兄弟』出てみる?
スガ
無理だ〜、あれ。「一問一答」で前に出る段階で無理(笑)!
きくち
だいじょぶ、だいじょぶ。恭子ちゃんのピアノでうたおうよっ(笑)。


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