レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#148(06/03/01)インタビュー
×コブクロ
2006年2月16日 午后
大阪フェスティバルホール
『MUSIC FAIR』2100回記念 楽屋でインタビュー

きくち
もう『MUSIC FAIR』は常連ですよね。何回目だっけ?
黒田
12回目ですかね。スペシャルで回数稼がせていただいてます(笑)。
きくち
すごいね、4年半だもん。
小渕
やっぱ最初のときが印象的ですね。憧れの(渡辺)美里さんとやれて、しかも楽曲の依頼までいただいて…。昔の自分に聞かせたいですね。こんな奇跡が起こるんだよって。
きくち
黒(田)ちゃんが小渕くんを拾った(?)のが奇跡のはじまりなのよね。
黒田
どっちがどっちかって気もしますけどね。結成してからずっと、猪突猛進に引っ張ってくれてますから。
小渕
でも黒田もわけわかんないパワーがあるよな。『HEY!HEY!HEY!』さんに電話したりとか。
きくち
『HEY!』に電話した!?
黒田
結成したとき、あちこち電話したんですよ。
「大阪にコブクロっていいバンドがいるんですけど」って。でも、どこも冷たかったですねー。
きくち
いや、ふつうそうでしょ(笑)。
小渕
ですよね。なのに申し訳なさそうに、僕に向かって謝るんですよ。
黒田
いや、「こんな子が大阪におったんや」みたいな話になるかなと。でも『HEY!』さんが一番優しかったですね。「まずは事務所をお探しください」って応対してくれたんですよ。
きくち
誰だったのかなー?大ネタだね。でも黒ちゃんが言ってたこと、まちがいじゃなかったよね。「桜」なんていいかんじの売れかたで。あれってインディーズ盤とまったく同じなの?
黒田
そうですね、ジャケットだけ変わって。…でもあれも古いな、4年ぐらい前のやつだから。とりあえず桜が咲いたとき、写真だけ撮っといたんですね。で、いつか出そうと。そっから何年も眠ってしまったんですけど(笑)。
小渕
曲なんて7年前だもんな。
きくち
えっ、そんな前の曲なの?
黒田
結成前、小渕が僕にくれるって言った曲が「桜」なんです。ほんで僕が、ギター弾けなかったんで、小渕が「僕弾くわ」って言って、それがコブクロになったんですよね。
きくち
出逢いの曲なのね。でね、今日はまた、さだ(まさし)さんをはさんで、あの“ブクロスイッチ”を再結成。『僕らの音楽』(#087/2005年12月23日OA)おもしろかったね。コブクロ×スキマスイッチ4人で勝手に音楽をつくっていく感じがよかった。
小渕
楽しかったですね。あそこまで意気投合できると思ってなくって。
黒田
またなんか出来たらなーって、それはいつも話してるんですけど。
きくち
でもさっき、小渕くんと大橋(卓弥)くんが2人でいたんだけど…画的には成立しないね、ふつうすぎて(笑)。
黒田
やっぱ、変なのがいないと(笑)。
きくち
そうそう。黒ちゃんと常田(真太郎)くんてのもどうかと思うけどさ(笑)。
黒田
画的にはすごそうですね(笑)。
小渕
面白いのは、スキマでは常田くんが僕みたいなポジションなんです。で、大橋くんが黒田みたいな。だから黒田と大橋くんが組んだら何も決まらないし、ぐちゃぐちゃになる(笑)。
黒田
あ-、昨日大橋くんと話してて、すごくダメな方向に行きそうだった。
小渕
そやろ。逆に俺と常田くんが一緒でも…揉めるで、これは(笑)。
きくち
この組み合わせしかないっていうのはあるね。ダウンタウンもそうだし。…また『HEY!』も出てね、そのときの電話のひと探しとくから(笑)。
黒田
よろしくお願いします。でも緊張しますね。ダウンタウンさんって言ったら、神様みたいな人ですから。
きくち
その神様みたいな人を黒ちゃんは怖がらせてると思うよ(笑)。
黒田
いやいや、僕が怖いですよ。ジャッキー・チェンとダウンタウンさんはヤバイですね、僕的に。出るときは直前まで言わんといてほしい。
きくち
わかりました、そうするね(笑)。

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