レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#143(05/12/19)インタビュー
×香取慎吾(SMAP)
2005年12月5日午后
『西遊記』の
渋谷ビデオスタジオ 楽屋でインタビュー

きくち
今日はごめんね、忙しいのに。 
香取
これは何の連載なんですか?きくちさんだから、やっぱり音楽? 
きくち
いや、今日はドラマの話でいいんだけど。 
香取
…きくちさんは何者ですか? 
きくち
ここではインタビュアー…かな(笑)。難しいとこだよね。好き勝手にやってる感じだから。でも慎吾くんも好きなことやってるでしょ? 
香取
好きなものをやれるようになったら、キツくなって、今はツラいです。 
きくち
やっぱりたぃへん?(笑) 
香取
たぃへんですね。やっぱ、時代劇なんで。しかも普通の時代劇じゃなくて、
「壺をこすったら龍が出ます」みたいな世界だから。僕だけじゃなく、スタッフのみなさんも大変だと思いますね。 
きくち
手探りなところもありそうだけど、楽しそうね、なんか。 
香取
それは言えますね、間違いなく。…きくちさん!一緒に番組作ったことありましたっけ?SMAPで。 
きくち
レギュラーはやってないの。
香取
やってないんだ。 
きくち
『27時間テレビ』のSMAPライブ中継コントとか(2004年)、『SATURDAY NIGHT LIVE×LIVE』(1999年/2000年)、単発ものが多いね。『LIVE MIJ』の収録も。慎吾くんとはそれこそ、ハットリくんで出た『FACTORY』とか。 
香取
あれはサイコーでしたね。 
きくち
おもしろかったねー。いきなり香取慎吾が出てくるんだから。お客さんはびっくりよね。 
香取
あの仕事をやってるとき、“自分”って感じがしたんですよ。 
きくち
自分? 
香取
似た感じだと、慎吾ママで出て、うたいながら客席に行ったときかな。 
きくち
ああ、なんとなくわかる。 
香取
昔からやってみたかったんですよ、ああいうの。特に口パク具合がたまらなく好きで。口パクって普通、あんまりよくない印象じゃないですか。だけどアメリカ とかのミュージックアワードとかだと、案外あったりして。 
きくち
あるね。生でうたうほうが珍しいのかな。(後日現地で観た2009年の『グラミー賞』は全曲基本生演奏でした!) 
香取
マイクもないのに歌を合わせて、見た目で表現するっていう。それで歓声を浴びるのがカッコイイなと。 
きくち
たしかに『FACTORY』のあの日の、お客さんのあのノリはまさしくエンターテイメント。あれはたのしかったな。…えっと、そろそろ『西遊記』に話を戻 さないと(笑)。まあ、どうなるのか見当もつかないけど、ハットリくんや『新選組!』を見ると、“香取慎吾”というスジが1本通ってる。今回もそうなりそ うな気はするよね。 
香取
おもしろいですよー。最終回まで放送出来れば、歴史に残るものだと。 
きくち
あはは(笑)。そんなことないよ、ちゃんと最後まで…。 
香取
いや、そのぐらいの勢いなんですね。10月頭から撮り始めて、2か月でようやく2話まで終わったんですもん。ほとんど映画ですね、これは。 
きくち
なるほど(笑)。 
香取
ってことは、すごいものになるだろうけど、このペースだと最終回まで出来上がらないかもしれない(笑)。それぐらい手間もヒマもかかってる。すごいですか らね、あの…いろんな、映画だったりドラマをやって来た中で一番すげえセット見たなっていうぐらいのを、連ドラで…。 
きくち
いいなあ、お金があって…って、そういう話じゃない(笑)。 
香取
いや、多少はありますよ。僕はそういうところは気にせず、全力でやって、いいものを作れればいいんだけど。そういう面で、大変なことになる人もいるかもし んない。 
きくち
毎回全力だもんね、慎吾くんは。もちろんドラマだけじゃなく、何にしてもそうだと思うんだけど。 
香取
いつも命懸けみたいな感じですからね。今回もたぶん、120%でやっちゃうと思います。なのできくちさんも僕の全力、見てください! 
きくち
うん、たのしみにしてるね。

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