レポート

TV LIFE 連載:KIKCHY FACTORY
#134(05/08/17)インタビュー
×BONNIE PINK
2005年7月31日夜
「GIRL POP FACTORY 05」開演中
Zepp Tokyo 楽屋でインタビュー

きくち
ほぼ10年ぶり、ですよね。『TK MUSIC CLAMP』(#028/1995年11月8日OA)から、こんなに長いこと接点がなかった理由のひとつに、BONNIEは怖い、って思いこんでたことがあって(笑)。
BONNIE
なんか、そういう雰囲気はあるらしいですね。取材とかでよく言われますもん、「結構しゃべる方なんですね」って(笑)。
きくち
(笑)。で、もうひとつ誤解ついでに言うと、事務所がタイスケだと知って。それで「ええ!?」って。
BONNIE
意外ですか?
きくち
いや、あの…ウルフルズを筆頭に関西人、関西弁のイメージが強いじゃないですか。だからBONNIEとうまく結びつかなくて。
BONNIE
でも私、めちゃめちゃ関西人なんですよ。大学も大阪だし。
きくち
あぁ、そうなんですよね。
BONNIE
その大学にいたときに事務所の方と知り合って、デビューのきっかけをいただいたんですね。ウルフルズは好きだったし、サンプルのCDももらえる。これはいいかもと。
きくち
めちゃめちゃフツーですね。
BONNIE
そう(笑)。あとは事務所が御飯おごってくれるのもうれしくて。…超貧乏だったんですよ、私(笑)。
きくち
(笑)。
BONNIE
でも今は「姐さん、おごってください」って言われる(笑)。
きくち
そうか、10年経ったら事務所でも“姐さん”だ(笑)。でもそんなイメージ全然なかった。エッジの効いたアーティストじゃないですか。
BONNIE
そうですか?
きくち
「GIRL POP FACTORY 05」も BONNIEがいたから、カラーがキマったと思う。
BONNIE
どうでしょう(笑)。でもすごくバラエティに富んだ、幅の広さはありましたよね。その中で私は…なんなんでしょう?一番年寄り?
きくち
いやいや(笑)。PUFFYもいるし…。
BONNIE
あの2人はめっちゃかわいらしいですよね。デビューのときからずっとかわいい。あのかわいらしさを持続できるのはすごいと思う。
きくち
そうですね。意外とちゃんと休んでるのがいいのかもしれない。
BONNIE
でも亜美ちゃんは翻訳とかもしてるし。やっぱりバイタリティあるな、と思いますよ。
きくち
BONNIEも音楽以外でやってみたいことってあるんですか?
BONNIE
うーん、物書くのは好きですけど…。でも私、結構めんどくさがり屋なんで(笑)。作詞でもなんでも、締め切りがないとダメなんです。
きくち
わたしと同じだ。そういう人がこういう業界には向いてるのかな(笑)。
BONNIE
そうですよ、きっと。かっちりマジメな人ってしんどくなっちゃうんじゃないですか。
きくち
『TK MUSIC CLAMP』(#124/1997年11月26日OA)でアン・ルイスさんが「この業界は思いつきと現場処理」と言っていて。名言ですね。
BONNIE
あー、確かに思いつきってありますよね。
きくち
わたしなんて思いつきだけで20年(笑)。
BONNIE
それもすごい(笑)。
きくち
でもそうやって別々にがんばってきて、今回またこうやってクロスできた。これはすごくいいことですね。
BONNIE
じゃあ、また10年後に。
きくち
そんなオチかい!(笑) そういうとこは関西人ですね。
BONNIE
すいません(笑)。
きくち
まあ今回の流れでなんかちゃんと知り合えたんで…っていうか、わたしが勝手に怖がってただけなんですけど(笑)。
BONNIE
ちょっと話しかけてくれれば、誤解も解けたのにねえ(笑)。
きくち
なんで、これからは失礼のないよう、がんばります。
BONNIE
こちらこそよろしくお願いします。


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