レポート
サンスポ 連載:きくち伸話
タイトルも見出しもわたしがキメたわけでは決してありません
オリジナル原稿 #79(04/05/07)


あす夜放送『僕らの音楽』 一青窈さんに迫ります

 昨日、連休前の4月30日金曜日からの視聴率6日分がまとめて出てきました。わたしたちのお仕事はよくも悪くもこうやって毎日成績表が配られて評価されるわけです。数字がしっかりといいときは誰かしらから携帯メールなり留守電が入ってくるので、朝一番に携帯をチェックするときはけっこうドキドキ。誰からも何にも入っていないときにはデスクに電話して、ADさんから事細かに報告を受けます。
 今回は連休で、レギュラー3番組の視聴率がまとめて出てくるので、ドキドキも3倍。まず今週月曜の『HEY!HEY!HEY!』の2時間スペシャル「不滅の名曲ベスト100」は14.7とまぁ合格点。正直もっとキツい数字も覚悟していたのでほっとしています。毎分視聴率の推移を見ると、20時35分に最高の21.4%を記録。実に7年ぶりに放送されたSMAPとダウンタウンのトークは、当時の映像とはいえ圧巻でした。今度は是非新曲をスタジオで演奏して、そしてまたダウンタウンとの爆笑トークを期待してしまいます。
 そして日曜の『堂本兄弟』は日本テレビのナイター中継延長の影響で20%番組『行列のできる法律相談所』が真裏に来て、かなり心配していたのですが、なんとか11.3%と健闘。この番組は演奏でも視聴率がさほど下がらないのが他番組とのちがいで、この夜も河口恭吾さんがオフコースの名曲「愛を止めないで」を生演奏。とてもいいかんじでした。
 もうひとつ毎週土曜夜の新しい音楽番組『僕らの音楽』。この夜は前の番組の映画が特別企画「梟の城」でいつもより50分長かったので、わたしたちの番組も深夜24時20分スタート、さすがに思うような成績には届きませんでした。
 ゴールデンウイーク中、お台場フジテレビでは「東京国際コメディフェスティバル」を開催していてものすごい人出になっていますが、そこで先週土曜日『僕らの音楽』の宣伝イヴェントをやったらば、実に9割近いみなさんが番組の存在自体をご存じなかった。番組を説明して出てほしいアーティストなど尋ねてみたら、いちばん多かったのが平井堅さん。もう放送したばかりだょ!この認知度の著しい低さが最大の弱点、とわたしたちも認識しました。いい番組なんだから、がんばらなくちゃ!
 そんな『僕らの音楽』。明日夜23時半からの第6回放送は、一青窈さん。名曲「もらい泣き」と現在のヒット曲「ハナミズキ」そして、井上陽水さんの大名曲「ジェラシー」を、サイコーの映像と生演奏。鳥越俊太郎さんによるインタビューは、彼女がうたうことに目覚めた場所;母校慶応大学湘南藤沢キャンパスの芝生の上で収録しました。5月初旬、彼女の父親の母国・台湾でのロケ映像なども交えておたのしみいただきます。
 いい番組です。今まで以上にどうかリアルタイムで応援してやってください。音楽に愛のある番組をわたしたちは作り続けます。
 わたしたちは、フジテレビの「音組」です。

フジテレビ きくち
 

-- 戻る --
コピー禁止 このページに掲載されている写真はすべて著作権管理ソフトで保護され、掲載期限を過ぎたものについては削除されます。無断で転載、加工などを行うと、著作権に基づく処罰の対象になる場合もあります。なお、『フジテレビホームページをご利用される方へ』もご覧下さい。
著作権について