恒例『HEY!HEY!HEY!生のチャンプクリスマス』も無事終わって、わたしたちの本番もあと1本!これもまた恒例、大晦日の東京ドームでのカウントダウンコンサート中継を残すのみ、となりました。平成10年からわたしたちが担当しているので、もう8年連続でKinKi Kidsと年を越すことになります。
昨年まではJ-FRIENDSとしての公演だったので、TOKIOとキンキとV6の13人が中心だったのですが、今年はさらにも豪華に、嵐もタッキー&翼もフル参加。ゲストも多数駆けつけてのオールスターキャストで、今年はVTR構成のバラエティ中心でなく、つくりこんだ音楽番組として生放送します。耳に馴染んだ名曲ばかりを貴重な当時のVTRを交えてお届けしますので、どうか生でおたのしみください!
そんなふうに毎年、東京ドームでいっしょに年を越しているTOKIOが、月曜日の特番でついに『HEY!』出演が実現しました。昨年の「厳選8組」を改め「豪華20組」で生放送した今年のクリスマス、視聴率は正直、怒られることもなく、といってことさら誉められるでもなくという成績ではありましたが『HEY!』がまたちゃんと音楽番組として生きてゆくのだ、という意志を示した特番でありました。
そのなか、圧巻だったのはやっぱりTOKIOの存在感。ダウンタウンとの組合せはいい意味での違和感がしっかりとあって、画面から強いオーラがギラギラしていました。新曲「ラブラブ?マンハッタン」は、そのタイトルのあまりに強いインパクトから、正直ちょっと取っつきにくかったのですが、歌詞を追いながら曲を聴いていると、なかなかにやさしいラブソングで、ちょっときゅんときてしまいました。
生放送が終わってから、次のお仕事に向かうTOKIOが全員で、浜田さんと松本さんの楽屋にあいさつにきて、それを迎えるふたりのまたうれしそうな笑顔。ほんとうに実現してよかった。帰りのエレベーターまで見送って、メンバーが口々に、「たのしかった」とか「緊張した」とか満足そうに話していて、わたしもまた満足感でいっぱいでした。
これをきっかけに彼らにはまた、『HEY!』に来て欲しいし、そしてまたその次の夢、KinKi Kidsの出演がいつの日にか実現できたならと、わたしは願っています。
フジテレビ きくち
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