KIKCHY FACTORY
サンスポ 連載:きくち伸話
タイトルも見出しもわたしがキメたわけでは決してありません
オリジナル原稿 #33(03/06/13)


拓郎さんの全快に乾杯!
変わらぬ姿に元気もらった


 今週火曜日の夜、吉田拓郎さんの快気祝いがありました。わたしもなんだかんだでお逢いするのは「ホームランブギ」のレコーディングの打上げ以来、声を聞くのもたまたま入院される前日にべろべろに酔っぱらった拓郎さんと電話で話して以来。メールは何回もやりとりしましたが、どうなんだろう、って正直ちょっと緊張していました。
 待合せは拓郎さんのリクエストにより、もう何度も通った西麻布の焼肉屋さん。10分くらい前に着いて、どきどきしてたらば、定刻ちょうどに、先週逢ったばかりのようにサラッと、ふつうに拓郎さんが現れました。あまりにそのまんまだったのでちょっと拍子抜け。そして変わらない笑顔に胸を撫で下ろしました。
 1軒目のあたまだけ篠原ともえちゃんが合流して、みんなで乾杯!そこからの拓郎さんのペースのはやいことはやいこと。わたしたちが1杯飲みきる前に、拓郎さんはもう3杯目。焼肉屋さんは大好きだけどめったに肉を食べない拓郎さんが、ともえちゃんの焼いたタン塩を数枚めずらしく口にして、顔色、肌のつや、太ったり痩せたりとか、そんなこともちっとも変わらないくらい、わたしたちの知ってる拓郎さんそのままでした。変わったことと言えば、まあ煙草を吸わなくなったくらい。拓郎さんにはわたしはずっとうたっていってほしいので、それはそれでよかったのかとも思いました。
  ともえちゃんも仕事に戻り、そうそうに2軒目、当時からの行きつけの麻布のバーに移動。拓郎さんがKinKi Kidsのふたりに電話して、3軒目では『うたばん』終わりの堂本光一くんが合流、ドラマが入っていて来れなかった堂本剛くんとは釣りに出かける約束を交わしていました。そしてもうひとり、千葉でのコンサートを終えたTHE ALFEEの高見沢俊彦さんが強引に到着。ふたりの王子にはさまれて、フォークの貴公子も感無量のご様子。光ちゃんとも高見沢さんとも今年はじめてだったようで、再会と拓郎さんの全快に、みんなで何度も何度も乾杯しました。そんなこんなで日付が変わるころまでざっと4時間半!もりあがるだけもりあがって、飲むだけ飲みまくって、拓郎さんは家路につきました。そして、光ちゃんと高見沢さんとそのあともう1軒、拓郎さんとの余韻をゆっくりとたのしみながら、グラスをかたむけたのです。
 翌日いつものように拓郎さんからいつものようにメールが来ました。「いやあ今日になって記憶も定かでないです。高見沢君、光一君のあたりは非常に「あやふや」であります。しかしながら実に楽しい一夜でした。楽しいことが何よりのリハビリであります。」
 ありがとう!拓郎さん!すこしばかり飲み過ぎましたが、わたしたちも元気をいただきました。また飲みましょう!焼肉も食べましょう!そしてなによりも、またうたってください!お仕事ができる日をたのしみに待っています。

フジテレビ きくち

 


モドル



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