KIKCHY FACTORY
サンスポ 連載:きくち伸話
タイトルも見出しもわたしがキメたわけでは決してありません
オリジナル原稿 #19(03/02/14)


あゆ&徳永英明の甘ぁ〜いデュエット

 今日はバレンタインデー。明晩は浜崎あゆみさんの『ayu ready?』、日曜日は念願の菊池桃子さんがゲストの『堂本兄弟』、月曜には宇多田ヒカルさんご出演の『HEY!HEY!HEY! 夢の2時間スペシャル』と、甘ぁ〜い女の子番組(?)をとりそろえております。どうかリアルタイムでおたのしみください。
 そんななか、病気療養中だった徳永英明さんが『ayu ready?』であかるく復帰、浜崎あゆみさんとのデュエットで、変わらない強い歌声を聴かせてくれました。「輝きながら」そして「壊れかけのRadio」2つの強烈に個性的なボーカルのせめぎあいには、素直に感動しました。
 ふたりは同郷で、ともに福岡の出身。浜崎さんは小学生のころから徳永さんのうたが好きでよく聴いていたそうで、中学の時には所属していた卓球部の部室で「壊れかけのRadio」を真似てうたっていたとか。今回どうもお気に入りの「僕のそばに」をうたいたかったみたいで「選曲は私に相談してくれたらよかったのに」と笑っていました。圧倒的なデュエットを2曲、歌の収録が終わってからほっとした浜崎さんが徳永さんに握手を求めていたのが、とても印象的でした。
 わたしも徳永さんとは、かなりながいおつきあいで、1986年「輝きながら」で『夜ヒット』に初出演されたとき、トーク部分の取材で河田町の当時のフジテレビの入り口の地下にあった喫茶「ラポルト」でお逢いして以来、ですから15年半くらいのおつきあいになります。個人的にもずっとおつきあいをさせていただいています。下北沢の行きつけの飲み屋さんがいっしょで、当時のバンドメンバーもふくめて、旧くからのわたしの飲み友達もありました。そのころはけっこうひどい飲みかたをしていて、朝5時6時までどろどろになっていることもしばしば。若く体力もあふれた、たのしくもものすごい時代でした。
 福岡出身の徳永さんですが、中高と伊丹で育ち、尼崎出身のダウンタウンの2年先輩で共通の知り合いもいたりで、『HEY!HEY!HEY!』出演のときには、そういう先輩後輩トークでもりあがって、ふだんなかなか見れない浜田さん松本さんをたのしむことができました。
 突線の休養のあともわたしは年賀状などは交換していて、去年の賀状には「僕は元気です」と、今年の正月は「復帰しました」との書き添えがあって、よろこんでおりましたが、予想外にはやくお仕事をごいっしょすることができて、ほんとうにうれしく思います。
 今回番組でのあかるい復帰をお手伝いしてくれたのは、徳永さんとはサッカーつながり(笑)、わたしとも何かと絡みのある(?)大好きな極楽とんぼのおふたり。今回彼らのツッコミのおかげで今まで知るよしもなかった「徳永さんの天然ボケ」が発見されあまりの可笑しさにみんな大爆笑。「徳永さんっておもしろい」って、浜崎さんもずっと大笑いしていました。トークだけでVTRも2時間廻ったんで、結果急遽2週にまたいだくらいですから。
 昔のような無茶もできませんが、元気になった徳永さんと、いつかまた下北に飲みに行けるのをたのしみにしています。
 明日の『ayu ready?』どうぞリアルタイムでおたのしみください!

フジテレビ きくち
 


モドル



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