今夜23時半の『僕らの音楽』は実に待望のSMAP。５人そろっての仕事は個人的には昨年の27時間テレビ『めちゃめちゃオキてるッ！』のライブ以来。木曜日、演奏収録前のスタジオ前室で木村くんと、清志郎さんや音楽の話ばかり、けっこうちゃんとじっくり話しましたが、これもまた去年の７月、27時間テレビの音楽的な部分をツメて以来。一昨年は彼らのDVD(『Live MIJ』)をわたしたちのチームで収録したり『FNS歌謡祭』があったり、もうここ10年くらいだいたい毎年１・２度だけ大きな仕事をするような間柄ですが、それでもSMAPの５人とは、まるで先週仕事したばかりのような調子で、いきなりふつうに話しはじめられるんだから、なんていうか彼らは、ほんといいやつらだと、いつも思います。
　対談は発売中の新曲「BANG！BANG！バカンス」を作詞した宮藤官九郎さんと、月曜の深夜に１時間半ちかく収録しました。なかなか作家とアーティストが本人同士で、発表されたばかりの作品を語る、なんてなかなかないことなので、まじめな話もそうでない話も、ともかくおもしろかったです。宮藤さんはわたしもはじめて話しましたが、さすが時の人「クドカン」、異能の才を感じました。収録が終わってから、例の沖縄ハブボックス製の番組Ｔシャツを渡したら、その場で着てくれて、うれしかった。実際に着てくれたのを見たのは、ゆずの北川くん以来、まだ２人目です。
　そう、演奏収録のとき、わたしが着ていたそのジミヘン風のＴシャツに、木村くんが反応して、
「次はボブ・マーリーとかいいんじゃない」とか言ってくれて木村くんにも渡す約束をしたのですが、わたしは会議で一度お台場に帰らなくちゃならなくって、Ｔシャツ持ってあわててスタジオに向かったときにはもう木村くんは出たあと、まにあいませんでした。これが今回『僕らの音楽』のただひとつわたしの心残りかも（笑）。
　あしたの札幌からはじまる、SMAPの２年ぶりのツアーのどこかに、絶対持って行くからね。そしてもちろん、またすぐにでも『僕らの音楽』で、５人とお仕事できる日をたのしみに待っています。今度は、来年じゃなく、来月にでも（笑）。
　フジテレビ「音組」応援よろしくお願いします。

※それにしても見出し！わたしは木村くんのこと「キムタク」って呼ばなぃょ(笑)。