レポート

サンスポ 連載:きくち伸話
タイトルも見出しもわたしがキメたわけでは決してありません
オリジナル原稿 #133(05/05/27)


『渋谷で5時』感動デュエット 鈴木雅之&菊池桃子

 今夜23時半からの『僕らの音楽』は、鈴木雅之さん25周年。女優・菊池桃子さんと平成10年のヒット曲あの「渋谷で5時」をテレビではもちろん、なんとレコーディング以来はじめてのデュエット。ソロデビュー曲である「ガラス越しに消えた夏」は作曲者の大沢誉志幸さんと、今週のオリコンチャートにインストゥルメンタルのデビューアルバムとして史上初のトップ10入り(7位)を果たした新鋭ギターデュオ;DEPAPEPEのアコギ2本だけでデュエットしました。そして25年前のシャネルズとしてのデビュー曲「ランナウェイ」は桑野信義さんの本職;トランペットと、5人組AJIのコーラスワークで生演奏。今週も『僕らの音楽』オリジナル、最高のプロダクションナンバーをおたのしみいただきます。
 今はもう、歌うお仕事はまずなくて、ひさしぶりにテレビでうたったのが一昨年の『堂本兄弟』、もちろんそれ以来となる歌手・桃子さんは、鈴木さんとの初デュエットのためにボイストレーニングにまで通いました。わたしたちはわたしたちで、花粉症の彼女が歌うのに支障がないよう、花粉の季節が落ち着くのを待って、満を持しての鈴木雅之さんの出演であります。
 桃子さんは決して歌が上手なわけではありませんがやはり「歌は上手い下手じゃない」。ものすごくいいセッションでした。彼女は声の印象が強いので上手な鈴木さんのヴォーカルにある意味決して負けてません。おそらく最初で最後の生デュエット。必聴です。
 演奏の前日、対談も菊池桃子さんと収録したのですが、これがほぼ10年ぶりの再会。もちろんこれも、必見です。
 そして大沢誉志幸さん。佐野元春さんと並んで、高校時代のわたしにとってとてつもなくかっこよかった「Epic」レーベルの象徴的存在でありました。今回、鈴木さんの25周年の企画を考えていたときに『Epicレコード25周年』のDVDを観ていて、大沢さんとの共演のシーンがあったので、これをテレビで演ってもらおう、と無理をおして共演していただきました。もちろん『夜ヒット』のADのころから何度もお仕事してきましたが、大沢さんがアーティスト活動を休止していた時期もあり、わたしがお仕事させていただくのは『HEY!HEY!HEY!』のチャンプでダウンタウンにZO-3ギターをプレゼントしてくれて以来、実に10ぶりにお逢いしました。感動。サイコーにかっこよかった!これでわたし的にはそうとうテンションがあがりました(笑)。
 そんなこんな5組ものゲストアーティストとの共演でもりあがる今日の『僕らの音楽』鈴木雅之さんの25周年。どうか存分におたのしみください。

フジテレビ きくち
 

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