KIKCHY FACTORY

サンスポ 連載:きくち伸話
タイトルも見出しもわたしがキメたわけでは決してありません
オリジナル原稿 #11(02/12/13)


あゆと対照的な2ショット
男らしいノリの持田香織


 先週から本番がたてこんでいて、木曜に『FNS歌謡祭』を生放送、金曜『ayu ready?』日曜日に『HEY!HEY!HEY!』と『かくし芸』火曜は『堂本兄弟』の収録、そして水曜日、後藤真希さん藤本美貴さん中澤裕子さんの『フォークソング』ライブ収録、と7日間で6番組というハードデイズ、嵐の年末がまたはじまりました。
 その流れのなかで3回もお仕事したのがCHEMISTRYとEvery Little Thing。とりわけELTは、木曜金曜日曜と4日間で3回もごいっしょさせていただきました。
 その『ayu ready?』は明日放送なんですが、先週明菜さんのことをここに書いたらば最高視聴率を更新できたので、ゲンをかついでELTのことを書いてみます。
 ELTの音源をはじめて聴いたのはデビューした1996年の夏、持田香織ちゃんについての予備知識がまるでなかったわたしでしたが、飛び込んできた彼女のサラサラのヴォーカルに一発でやられてしまいました。もちろん、プロデューサーだった五十嵐さんのとびっきりカラフルでキャッチーなメロディーがあってのことですが。
 ELTはあっというまに売れて、香織ちゃんもどんどんうまくなって、はじめてのコンサートツアーに出かけたときにびっくり。トークとかノリだとか、彼女はめちゃめちゃ男らしいのです。下町育ちなんですね。めちゃめちゃ女の子っぽいビジュアルとのギャップに、わたしはまたやられちゃいました。
 デビューから6年、五十嵐さんが抜け、伊藤くんとの一見アンパランスな2人組のユニットとなり、詞や曲を彼女も自分でつくるようになって、うたいかたも曲調も当時とはまるで変わりましたが、それでもずっとわたしがELTを好きなのは、そんな香織ちゃんだからこそなんだと思います。
 『ayu ready?』の収録のときも、かわいらしい長めのスカートなのに、脚をガッと開いてすわる。うたうときも脚を開いて、話すとき笑うときには豪放磊落に。あくまでも女の子っぽい浜崎さんと対照的な2ショット。ふたりでうたう互いの曲も、交わされるトークも、意外に希少な映像です。
 今週もよかったらばリアルタイムで、是非ごらんください!

フジテレビ きくち
 



モドル




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