今週の『僕らの音楽』。明日夜24時からは川嶋あいさんが出演します。いつもより30分押しで日にちが変わった11月14日は一昨年の2月に川嶋さんが四谷の路上でうたいはじめてからちょうど千日目。この記念の日に音楽番組への初出演を果たします。
昨年、I WiSHのボーカル;aiとしてメジャーデビューした川嶋さん。デビュー曲「明日への扉」が人気恋愛バラエティ『あいのり』のテーマとしていきなり大ブレイク。年末にはわたしたちの『FNS歌謡祭』に、ライブ会場からの生中継でテレビ初出演してくれましたが、テレビ局のスタジオで音楽番組を収録するのはもちろんはじめて。そして「川嶋あい」としてはまったくはじめての音楽番組が、明晩の『僕らの音楽』となります。
収録10日前に演奏のリハーサルを組んだときが、ずっと手作りのライブを続けてきた川嶋さんの、音楽人生ではじめてのプロのスタジオミュージシャンとのセッションでした。なんとも言えない緊張感のなか、プロのキーボードプレーヤー、プロのミュージシャンとしてはまだまだぜんぜんよちよち歩きの彼女が奏で出す、どこか一所懸命な音楽は、しっかり彼女の言葉を気持ちを届けてくれました。うん、やっぱり、音楽はうまい下手じゃない、な。
と、思っていたらば、リハのそのあとなんとカラオケボックスをごいっしょする流れになりまして、彼女がうたう演歌、歌謡曲、そして同郷の先輩・松田聖子さんの「青い珊瑚礁」などなど、もう、うまい!うまい!既製の楽曲をこんなに上手にうたう彼女が、自分の言葉をていねいに紡いで、自分のメロディーにのせて精一杯にうたう。ご意見はいろいろとおありかもしれませんが、これこそ『僕らの音楽』が求めてやまない、音楽のリアリティと考えます。
同郷・福岡出身の鳥越俊太郎さんによるインタビューは、彼女が大きな夢を持って路上ライブを続けていた、渋谷の駅前を見おろすフルーツパーラーで、午前中の上る光のなかで収録。18歳の少女の真実の言葉の数々を、あふれる光につつみこまれるような、やさしいドキュメンタリーです。
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フジテレビ きくち
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