
1960年代の京都を舞台に在日朝鮮人社会と日本の高校生の対立、交流を描いた青春映画「パッチギ!」が舞台となってよみがえる。主人公の松山康介を演じるのは若手人気俳優の山本裕典だ。
2005年、同名映画で大ヒットした「パッチギ!」は、1968年の京都を舞台に、日本人の高校生と在日コリアンの少女との間に芽生える恋や葛藤を描いた青春群像劇。主演の山本裕典ほか、石黒英雄、三倉佳奈など、若手の実力派に加え、脚本は映画同様に羽原大介、舞台演出は茅野イサムが担当。総合演出は井筒監督と豪華な顔ぶれが揃った。
山本裕典は舞台のためにフォークギターをはじめ、石黒英雄は乱闘シーン、三倉佳奈は朝鮮舞踊と、それぞれが新しい分野へ挑戦したうえでの作品。圧巻の乱闘シーンから始まり、フォークギターの懐かしいメロディ、清純な朝鮮舞踊の舞と、全体のコントラストが美しく、コメディめいた台詞に笑い、泣きしてしまう。
この物語の肝になっている、68年当時発禁となっていた楽曲「イムジン河」は、先10月に死去した加藤和彦さんが歌った曲でもある。実は、加藤さんは映画に続き音楽を担当する予定だったそう。「かっこ悪いけどまっすぐな」主人公・康介を演じる山本は、ギターを通じて加藤さんの想いを観客に伝えたい、と語っている。
ぜひ、お見逃しなく!!
山本裕典、石黒英雄、三倉佳奈、山崎育三郎、植原卓也、中村昌也(D-BOYS)、椎名鯛造、朝香賢徹、小野賢章、村上幸平、載寧龍二、浅見れいな、ちすん、峯村リエ、小市慢太郎、渡辺哲 ほか
<総合演出>井筒和幸 <舞台演出>茅野イサム <脚本>羽原大介