過去放送した番組

日本で“難民”になる方法

• 2004年11月17日（水） 02：28～03：23　放送 （2004年11月16日（火） 26：28～27：23　放送）
• 【再】2005年3月9日（水） 02：28～03：23　放送 （2005年3月8日（火） 26：28～27：23　放送）
• 【再】2006年2月8日（水） 02：33～03：28　放送 （2006年2月7日（火） 26：33～27：28　放送）
• 【再】2006年11月9日（木） 02：28～03：23　放送 （2006年11月8日（水） 26：28～27：23　放送）

【番組概要】

観光やビジネス、留学など様々な理由で日本を訪れる多くの外国人。彼らは、ビザを取得して合法的に日本で滞在しています。
しかし、日本に滞在しているのは、そんな外国人ばかりではありません。
自分の命を守るため、殺されないために自分の生まれた国から逃れてくる外国人。『難民』と呼ばれる人々がいます。
平和な日本に救いを求めてやってくる『難民』は、現在およそ3500人。
その中で日本政府に『難民』と認定されるのは、ほんの一握り。認定されなければ自国に強制退去するしかありません。
『難民認定』され、合法的に平和な日本で暮らせる人と、『難民不認定』で命の危険のあるかもしれない自国に帰らなければならない人。その違いはどこからくるのでしょうか。
番組では、そんな難民たちが正しく日本で暮らすにはどうすればいいのか。日本に逃げて来た外国人が合法的に日本で暮らす方法を紹介しながら、難民たちの現状と制度の問題点を浮き彫りにしていきます。

【番組内容】

1980年、日本は難民条約に加盟。迫害などを受けて自国で暮らせない『難民』を受け入れなければならない。しかし、2003年の日本での受け入れは、申請者300人中、わずか10人。命からがら逃れてきた人でも、受け入れを拒否されれば、不法入国者として国外退去となってしまう。
では、どうしたら平和な日本で『難民』として滞在することができるのか。

　番組に登場する4組の難民たち
　「母や姉を残して逃れてきたアフガニスタン青年」
　「国籍や宗教の違いを乗り越えて結婚したクルド人とフィリピン人の家族」
　「難民認定をされて日本で生活するビルマ人」
　「難民認定を受け入れられず叫ぶクルド人難民の家族」

彼らの生活を通して見えてくる多くの問題。
就労ビザがないから働けない、働けないからお金もない。
こんな日常的な問題から、難民認定されるまでの気の遠くなるような時間。
そんな様々な問題を抱えながら、彼らは何を考えて生きているのか。