悪名高いアパルトヘイトの完全撤廃から15年、開催国として世界の表舞台に立つ市民の表情は明るい。
「ビジネスも上向きになる」と、期待する声が聞かれる一方で「犯罪が多い。レイプは大問題、強盗も」といった声も。
南アフリカでは、年間で殺人が2万件近く、強盗はおよそ20万件、レイプは5万5,000件近くを記録している。
犯罪の原因として指摘されるのは、アパルトヘイト撤廃以後も深刻なままの貧困問題で、貧困はさまざまな問題を生み出しているといわれる。
2008年には、不法移民が雇用機会を奪っているとして、移民が殺される事件などが発生した。
暴力は一部でエスカレートし、犯罪とともに社会不安も増大したとの見方もされている。
しかし、南アフリカ警察は「現在犯罪件数を7〜10%削減という目標に到達できるレベルに来た」と話す。
サッカーワールドカップについては「お金があったら、端っこからでも見られれば」と話す。
少年ギャングの夢でもあるサッカーワールドカップは、2010年6月に開幕する予定だ。

治安回復へ走る街