その中でも、人気なのは『LINE』。
東京・渋谷の高校生は「LINEはメールより楽」
「LINEの友達が500人くらいいるからなくなってしまったら嫌だ」などと話している。

しかし、その人気の高まりとともに問題となっているのが“中高生のネット依存”だ。

その数は全国で51万8千人に及ぶと推計される。

全国Webカウンセリング協会 安川雅史理事長
「昨年、1か月で大体1〜2件しか相談がなかったのが、今は10倍に増えている。LINEに依存して学校に通わなくなったや仲間外れにあったという相談が増えている」と話す。

東京都内の中学校に通うサトミさん14歳。
彼女は「テストの成績が5教科で100点くらい落ちた」と話す。

その原因は、1日およそ8時間もの時間を「LINE」などのSNSに費やしてしまい、
宿題やテスト勉強に励めなくなってしまったからだという。

サトミさん(14歳)
「(眠れない日は)1週間、ほとんどですね」

睡眠時間をさいてまで、LINEに夢中になる理由。それは“グループトーク”だ。
“グループトーク”とは、複数人の人と同時にメッセージをやりとりする機能。
サトミさんは、複数のグループに参加しているため、
送られてくるメッセージが絶えず、返信に追われている。
スマートフォンを見せてもらうと、1分間に何通ものメッセージが届いていた。

ある日対応しきれず、返信を放置したら裏で「この間“既読無視”された」などと悪口を言われてしまった。

“既読”とはメッセージを相手が読んだかどうかを知らせる機能。
既読と表示されたにも関わらず、返事をしないと
「既読無視」「既読スルー」などと呼ばれ、トラブルの原因となる。
時に、いじめや暴力につながるケースも少なくない。

サトミさん(14)
「治していきたいですね。(LINEを)そんなやりすぎないように…」

サトミさんが、今の状態から抜け出すには…。

“ネット依存”アドバイザー北澤彰氏
「時間のメリハリをつける。30分に一回休憩など、間を開けるということが大事」と話す。

LINEを運営するLINE株式会社の担当者は、
「ラインのというサービスは元々ご家族や、親しい人とのコミュニケーションを活性化させる目的で作られたので、使われる側の目的によってトラブルにつながっていくケースがあることについては非常に遺憾に思っております。もっと相手の立場を思いやるような気持ちを持って、使っていきましょうと呼びかけている」と話す。