2018.07.14更新
ドラマ好きアラフォーライター3人組が、新ドラマを斬る! PART2 は『グッド・ドクター』。イケメン大好きライターとしては、山﨑賢人くんが出演するだけでとりあえず見る! 主演ならなおさら! ということで、鼻息荒く語ります!
猫田 主演は私の大好きな山﨑賢人くん。横顔が素晴らしく美しくて、本当に顔が好きで(笑)。今いちばんインタビューしたい人です!
亀井 あれ、この前は竹内涼真くんにインタビューしたいって言ってませんでしたっけ?
猫田 確かに。まあ、2人とも会いたいということで! それで、しつこいようですが、この美しいお顔を拝みたくてドラマを見始めたわけだけど…まさかこんなにも引き込まれるとは!!
犬山 今回、山﨑くん演じる新堂湊は、自閉症スペクトラム障がいという設定。最初の、まだセリフもないバスのシーンで、それがきちんと伝わってきましたよね。
猫田 そうなのよ。佇まいでちゃんとわかるというか。その後のシーンも、セリフまわし、少しオドオドしてしまう態度、視線の向け方などなど、自然なんだけど、ピュアな湊がうまく表現されていて、山﨑くんってこんなに演技上手だったっけ?と驚きました。
犬山 少女マンガ原作の映画に出まくっていたなぁって印象ですよね。もちろん、女の子からの需要があったんだろうけど。
亀井 ドS男子の役などはかっこいいですけど、こういうお芝居はあまり見られないですもんね。私もこの演技力には脱帽。
猫田 突出した記憶力を持っていて、記憶にある知識を唱えるように話すところがあるでしょ? ああいうシーンって、セリフ量も膨大だし、本当に難しいと思うんだよね。今後は医学用語とかもどんどん出てくるだろうし。
犬山 キャラクター的に淡々と唱えないといけないけれど、セリフとしては見ている人にわかるように言う…ってこのさじ加減が、めちゃくちゃ大変そう!
亀井 今後も期待大。演技派・山﨑賢人の代表作になりそうですね!
犬山 お話も小児外科医の奮闘を描いていて、とても興味深いですよね。実は私たち子を持つ母親なので!
猫田 小児外科医が不足しているとか、採算が取れないから小児外科自体をなくそうとか…。普段はあまり触れることのできない問題を知ることができて、勉強になるね。
亀井 その小児外科の研修医に、自閉症スペクトラム障がいの湊がなるところから始まるんですよね。普通じゃないからと子どもの親に不安がられたり、子どもに近づかないでと言われたり…。
猫田 でも、事情を把握しきれない湊だからこそ、子どもの本当の気持ちがわかったりするんだよね。それで、病気の子どもたちはもちろん、周りの先生たちもこれからどんどん影響を受けるんだろうね…。今後、それを描いていくんだろうということが、しっかり示された1話だったと思う。
犬山 何だかいい話すぎて、私たちもいつになく真面目な話ばかりしちゃいますね(笑)。
猫田 だって本当にいい話なんだよ! ツッコミどころがないぐらいに!! しいて言うなら、最後に病気の男の子がお母さんの誕生日を祝いたかったっていう展開は「泣かせにきてるだろ~~」と思ったけど。
亀井 そして、まんまと泣きましたよね(笑)。
猫田 泣いた! ボロ泣き! 健気な子どもの話って、ほんと感情移入しちゃうよね。
犬山 これはもうノッておきましょう! 毎週木曜10時は、泣く気満々でテレビの前で待ちましょう(笑)。
猫田 他のキャストも、上野樹里ちゃん、藤木直人さん、柄本明さんなどなど、何だろう。ここもツッコミどころがないぐらい完璧で(笑)。
亀井 皆さんがぴったりでしたよね~。私は、浜野謙太さんがよかった! みーたん(笑)。
犬山 私たち3人が見事にハマった、前クールのTBSドラマ『花のち晴れ』の木南晴夏ちゃん演じる紺野さんの彼「みーたん」ですね! みーたんもよかったけど、今回は、湊の最初の理解者というか、協力者っていう感じで、すごくいいキャラ。ハマケンの良さがどんどん出てきそうで楽しみ。
猫田 ただ手堅いのはいいんだけど、あまりに手堅すぎで新鮮さがない気も。途中からでも、もう少し、新たな注目のイケメンなどが登場してくれると嬉しいな。
犬山 私、TBSの『コウノドリ』が大好きなんですけど、ドラマのテイストも、感動できるところも、このグッド・ドクターと近いかなと思うんです。コウノドリでは、赤ちゃんの親役でナオト・インティライミさんとか、高橋メアリージュンさんとか出ていて。ナオトさんの役柄は、当時、口だけ夫の代名詞!って感じで、SNSでも話題になりましたよね。
亀井 いいですね。ゲストでそれぐらいインパクトのある人が登場すると、さらに深みが出そう。おもしろいことは間違いないので、今後どんな展開があるのか、楽しみに見届けたいと思います!
猫田(仮名)
44歳。ドラマ好きが高じてライターとなり、数多くの俳優、女優のインタビューを担当。“ミポリン世代”で青春時代は『すてきな片想い』、『君の瞳に恋してる!』など中山美穂主演ドラマに夢中に。マシンガントークの毒舌ライター。
犬山(仮名)
38歳。小学生からドラマを見続ける筋金入りのテレビっ子。高校時代に『ロングバケーション』を見てそのオシャレさに衝撃を受け、『ラブジェネレーション』、『HERO』を愛す“キムタク世代”。イケメンには目がなく、数々の若手俳優のインタビューを担当。
亀井(仮名)
36歳。元テレビ誌のライターで、数々のドラマ記事を担当。冷静沈着、情報通で特に脚本家に詳しく、2000年代のドラマはほぼ制覇。好きなドラマは杏主演の『デート~恋とはどんなものかしら~』、相葉雅紀主演の『ようこそ、わが家へ』など。
構成・文=野々山幸(TAPE)
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