Muscat～フジテレビの番組情報

田中道子「なんかＳっ気が芽生え始めてしまいました…」

月９ドラマ『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』は、７年ぶりとなる『絶対零度』の新シリーズ。シーズン３となる今作は、「月９ドラマ」初主演となる沢村一樹さんを主人公に迎え、「未来の犯罪を予測して捜査する」ことをテーマに、潜入捜査あり、アクションありと、さまざまな要素をふんだんに詰め込み、予想もつかない展開の連続が魅力のエンターテインメントサスペンスです。

月９ドラマ出演が『貴族探偵』（2017年４月期）以来、１年３カ月ぶり２度目となる田中道子さんが演じるのは、捜査一課刑事の巡査長・板倉麻衣（いたくら・まい）。沢村さん演じる井沢範人率いる未然犯罪潜入捜査班、通称“ミハン”の表向きの姿である総務部資料課に、マギーさん演じる上司で警部補の早川誠二（はやかわ・せいじ）と共に事件の捜査で絡む、一見無表情でロボットのような個性的な女刑事を演じます。実はその無表情な顔の下に、真面目すぎるがゆえに人との距離感がつかめず、コミュニケーション下手な一面も隠し持っているという意外な役どころを演じる田中さんにお話を聞きました。

Ｑ：台本を読んだときの印象
Ａ：すごく面白いし、いろいろ伏線も張られていて、誰がどう関わってくるのか読めなくて…。そのミステリアスな部分は見てくださる方も楽しんでいただけると思いますし、演じている私も本当に楽しくて。でも一番は、今回マギーさんとご一緒できることがうれしいです！

Ｑ：コンビを組む、マギーさんの印象
Ａ：勉強になることばかりです。最初、超緊張してしまって、ごあいさつさせていただくときに「初めまして。板倉です」って、本名ではなく役名を言ってしまったんです。そしたら「役名でくるんだね、君」みたいにツッコミも入れていただいて（笑）。それで緊張も少しほぐれて……。空いた時間があったら声をかけてくださいますし、「ありがとうございます！」と言いたいです（笑）。

Ｑ：「ミハン」システムについて
Ａ：SFっぽい感じはしますけど、実際に一部、似たようなものは取り入れられているというお話も伺って…。ただ、それによって事件を未然に防ぎ、被害者は出ないですが、本来逮捕されたり、長い刑期になるはずの犯罪者の罪が軽くなったり、ということが起こり得るとも伺いました。そう考えると、ミハンシステムが本当に正しいことなのかどうかわかりませんが、被害者が出ないということが一番なんだと思います。すごく考えさせられますし、私自身も興味を持ちました。個人的に海外ドラマとかSF系とかAIなどのお話が好きなので、この先どうなっていくのか目が離せないです。

Ｑ：板倉麻衣は無表情のロボットのようなキャラクターとのことですが？
Ａ：はい、衣装合わせのときに、「（マギーさん演じる早川とは）凸凹な感じにしたいから」ということで…。監督によれば「上手くコミュニケーションがとれない人」ということだったんですけど、実際いつもツーショットでいると、お酒を飲むシーンでも「おお、飲め、飲め！」とか言ってくださるので、裏ではちゃんとコミュニケーションをとっているんだな、と思っています。でも、監督からは「マギーさんは器用な方だから、体当たりしろ！」と言われてますので、そこはマギーさんの胸をお借りするつもりで体当たりでがんばります。「何をやっても面白くしてくれる」と伺っているので（笑）。

Ｑ：主演の沢村一樹さんとのお芝居について
Ａ：沢村さんはとても優しいです。親戚のお兄ちゃんみたいな感じです。私の食生活まですごく心配してくださるんです。普段も気さくに声をかけてくださるんですが、台本の中だとすごくツンケンしているので、いまそれが楽しくて。なんかSっ気が芽生え始めてしまいました…（笑）。いかに井沢さんをびっくりさせるか、というところも面白いので、怖がらずに演じていこうと思っています。

Ｑ：視聴者の皆さんへメッセージ
Ａ：この作品は、月９という枠ですが、若い世代だけじゃなく、幅広い年代の方に見ていただける作品だと思っています。笑いどころも、ミステリアスなところもあったりして、目が離せない作品になると思います。私自身も精一杯演じていきたいですし、一人でも多くの方に見ていただきたいです。

タイトル

『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』

放送時間

毎週（月）午後21時～21時54分

出演者

沢村一樹
横山 裕
本田 翼
柄本時生
マギー
田中道子
平田 満
伊藤淳史
上戸 彩（特別出演）