Muscat~フジテレビの番組情報

2018.06.15更新

15年もの間、浅田真央を取材し続けるディレクターが語る素顔の真央とは!?

6月17日(日)放送

浅田真央と最初の出会いは?

浅田真央を取材する渡辺ディレクター

浅田真央さんと厚い信頼関係を築いてきたディレクターがいます。彼の名は、渡辺克樹(東海テレビプロダクション)。東海テレビが制作・放送してきた浅田さんの番組制作には全て彼が関わっていたのです。

「浅田真央選手が、まだ小学校6年生の時、2002年12月の全日本選手権で3回転を3回連続して飛びました。それからほどなく、自分が真央選手の担当をすることになりました。翌年2003年の4月、練習リンクにお邪魔し真央選手を指導していた山田満知子コーチに挨拶させていただきました。当時は、まだネットも普及してなく専門書も少なく、一から勉強するため、毎週月曜、木曜に行われていたスケートクラブの練習に毎週のようにお邪魔していました。後で知ったのですが、真央選手や同じクラブで練習していた村上佳菜子選手も、頻繁にやって来る自分の事が話題になっていたそうです。そして、その年、真央選手が中学1年生の時、全日本ノービス選手権の予選大会があり、ぶっちぎりで優勝しました。その頃からあらゆる大会で、好成績を収め注目を集めました。フィギュアスケート選手は、身長が1cmでも伸びると、ジャンプのバランスがものすごくとりにくくなるといわれています。彼女は中学2年生の時、身長が10cmも伸びました。そこからの努力は並大抵のものではなかったはずなのに、常に勝ち続けていました」

こう語る渡辺ディレクターは、競技者としての浅田さんを冷静な目で見つめ続けていたのです。

サンクスツアーの練習に取り組む浅田真央

そして、渡辺ディレクターは、浅田真央が競技人生にピリオドを打ち、プロスケーターとして初めて取り組んだビックプロジェクトをも長期間に渡って追い続けていたのです。この番組の取材と編集に追われる中、彼に見どころを聞きました。

「選手時代も浅田真央さんのスケート人生に密着してきましたが、“サンクスツアー”が出来上がるまでに迫ったこの約半年は、これまでを遥かに超える密着映像であふれます。笑い、泣き、感情をぶつけあい、そして一つのゴールに向かってみんなで頑張る姿はこれまでの真央さんには決して見られなかった姿です。初回公演のあとの達成感に満ちた真央さんの表情は必見!今の浅田真央のすべてが詰まっています。番組では、真央選手が何をモチベーションに滑り続けたのか、これまでの映像をふんだんに盛り込み、その軌跡をお伝えします」

ツアーメンバーと練習する浅田真央

そして、浅田さんもツアー直前に胸の内を語ってくれました。

「(このツアーをやりたいと)姉の舞に声をかけたとき、すぐに一緒にやろうと言ってくれて、とてもうれしかったです。とにかくたくさんの人に、今の自分の感謝のスケートを見てほしい、ただそれだけを思っています。自分で曲を決め、アレンジを新しくしていく作業は、イベント実現に向けて、苦労という苦労ではなかったと思います。自分の滑りやプログラムを見つめなおす意味で楽しくもありました。そのパフォーマンスをオーディションで選んだメンバーに伝え、グループナンバーとしてみんなと動きを合わせていく練習には多くの時間をかけました。苦労したからこそ、いいものができたと思っています」

浅田真央×Superflyの対談が実現!

浅田さんが大好きなアーティスト、Superfly・越智志帆さんが番組のナレーションを担当することになりました。越智さんがナレーションを担当するのは初めてのことです。浅田さんが「浅田真央サンクスツアー」を自身でプロデュースしていく上で、Superflyが昨年11月に行ったライブ“Bloom”が、浅田さんに大きな刺激を与えました。ステージの上で意識していることは?ライブの達成感とは?など「パフォーマー浅田真央」が気になる話題をぶつけていくスペシャル対談も実現。渡辺ディレクターによると、越智さんを起用した理由は、「真央さんがアーティストSuperflyの越智志帆さんが大好きだということでしたので、越智さんに出演を依頼しました。対談だけではなく、ナレーションもご担当していただきました」とのこと。浅田さんがこの対談をどれだけ楽しみにして、どんな表情で対談したのでしょうか。

今の浅田真央さんを映し出すこの番組にご期待下さい。

番組情報

『幸せはリンクの中に ~浅田真央 人生の第2章~』
<放送日時>
6月17日(日)16時5分~17時20分
<出演者>
浅田真央、浅田舞 他
<ナレーター>
Superfly

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。