2018.05.18更新
千夏(伊藤沙莉さん)の妹、美幸を演じている八木優希さん。中華料理屋を営むにぎやかな父親の健司(柳沢慎吾さん)や、何事にも一生懸命な姉の千夏に囲まれる美幸の立ち位置を、八木さんはどう捉えているのか聞きました。さらに、ちょっと意外な八木さんの素顔も紹介します。
「医療ドラマなので、シリアスな場面が多いかな、と思ったんです。でも、台本を読んだら、中華料理屋のシーンは思った以上にコミカルでテンポがありました。ドラマを明るくできるところなので、私も楽しんで演じようと考えました」
「お父さんがとにかく元気で、お姉ちゃんがちょっと危うくて、確かに美幸はしっかりしています。でも美幸はまだ高校生だから、3人がそれぞれに足りないところを補い、支え合う家族になれたらいいな、と思いました」
「台本をもらい、お父さん役が柳沢さんと分かって、すぐお母さんに報告したんです。お母さんも『絶対おもしろくなるね』と興奮していました(笑)。
柳沢さんとご一緒するのは初めてで、現場で空き時間があるといろいろなことを話してくださり、私は柳沢さんの言うことに、ずっと笑っています(笑)。柳沢さんは、本番でいきなりアドリブを入れることもあるんです。良いテンポを止めてはいけないので、私も出来る限り応えています。伊藤さんは柳沢さんのアドリブに、さらにパワフルなお芝居で応えるんです。間近でお二人の演技を見ることが出来て、とても勉強になっています」
「楽しむことが一番。ただ美幸のキャラクターもあるので、お父さんとお姉ちゃんに引っ張られてはダメだ、と思いました。ふたりのワイワイガヤガヤには混ざらない。笑顔でお姉ちゃんたちを見守るような感じで」
「そのシーンでどんな演技を求められているか、考えて演じることを優先しました。美幸はしっかり者、という部分だけは忘れないようにして」
「私は未成年なので、いまは全てが白いと思います。黒い部分って? と考えても思いつかないです。高校生はまだ子どもだし、私がいる世界は優しいです。優しい世界で、優しい気持ちでいられることを忘れたくないです」
「小さいときからお芝居をしていて、ずっと変わらずお芝居をすることが一番楽しいです。お芝居は楽しいだけでなく、演じることが私にとって一番自然です」
「もっと大人になったら他にも興味を持つことが出てくるかもしれません。でもいまは、お芝居を大切にしたいです。お芝居をしていたら、どんな職業も経験できるかもしれない、と思うんです。私の学力じゃ弁護士なんて絶対なれませんけど(笑)、女優をしていたら弁護士役だって出来るかもしれないですから」
「いまは勉強とお仕事の両立を頑張っています。お仕事に集中できるようになったら、寝る暇もないくらい、いろんな役を演じたいですね。
いま、殺陣にとても興味があるんです。中学生のときに剣道をしていて、その経験を女優としての強みにしていきたいですし、これから弓道も習い始めます。それも自分の武器にできたら」
「強くて戦う女性をいつか演じたいです」
「一見、静かそうだね、とよく言われます。普段はそんなイメージを裏切ってます(笑)。これまで演じてきた役のイメージで私をおとなしいと思っている人が多いなら、そのイメージを裏切ったり、ギャップに驚いてもらえたりする役に挑戦していきたいです」
「私はまだまだ発展途中で、以前出ていたドラマじゃないですけど、本当に“ひよっこ”です(笑)。小さいときからお芝居をしてきたので、当時を覚えている方もいると思います。皆さんにどんどん演技が良くなっていく姿を見せられるよう、これからも頑張ります」
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