2018.02.23更新
毎週土曜に放送中のオトナの土ドラ「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」。青年弁護士・浅利祐介(滝沢秀明さん)が自分の家族を殺したとされる死刑囚(遠藤憲一さん)の再審請求を担当する中で、次々と明らかになる真実に苦悩しながらも人として成長していく姿を描くサスペンスドラマ。その第4話にものまねタレント・神奈月さんが出演されるということで、お話を伺いました。
実は神奈月さん、ドラマの制作発表内で行われた節分の豆まきで鬼役を持ちネタの武藤敬司さんに扮してやられたそう。それをキッカケに今回のドラマ出演が決まったとか。気になる役どころは、主人公の祐介に死刑囚の再審依頼を持ち込んだ河村礼菜(谷村美月さん)が切り盛りするスナックの常連客役で、主演の滝沢さんとの絡みもあったそうで…。
――スーツ姿でのドラマ出演。普段テレビで見る姿とは、だいぶ雰囲気が違いますね。
『スイッチ!』(東海テレビで放送中)のような情報番組は別として、僕の仕事はほとんどが(ものまねの)扮装することが多いので、“素”の顔で演技するというのはレアですよ。
――ドラマに出演されることは?
ほとんどないですね。でも、深夜のドラマは過去に何度かありました。でも、それも葉加瀬太郎さん風のバイオリニストの役で、葉加瀬さんっぽいカツラを被っているとか。映画に出演した時も、新庄(剛志)選手や武藤選手(のものまね)での出演でしたし、まったく“素”の状態での演技は、ほぼ、初じゃないでしょうか。
――視聴者も驚きます、きっと。
そもそもこんなシリアスなドラマになぜ、神奈月が出ているのか!? という話ですから。しかもワンシーンのみの出演だったので、逆になんか申し訳ないなといいますか、何かやらなくてもいいのかな? という気持ちにもなりました。でも、(武藤選手のものまねでやるように)膝を引きずって歩くとか、極力、変な動きはしないようにと心がけて(笑)。たぶん僕、隠れキャラみたいになっています(笑)
――滝沢秀明さんと共演した感想は?
初めて一緒にお仕事させていただきましたが、プロレスが好きだったり、火山探検家の一面もあったりと、格好いい見た目とはまた別の魅力がある方ですね。リハーサル中にちょっと目が合って、笑っていらしたので、僕の何か(のネタ)を想像して思い出し笑いしているのかなと思いました。それは僕のプロレスネタなのか、別のネタなのか、あるいは、「この人、“素”で出ているよ!」という意味で笑っていたのかはわからないです(笑)。
※『スイッチ!』は東海テレビで毎週月~金で放送中の朝の情報番組。神奈月さんは特集VTRのリポーターとしてレギュラー出演中。
――今回のみの出演は、少し寂しい気もします。
実はお店のセットに入ったときに、「あれっ? カラオケあるじゃん」って思っていたんです。常連客の僕が、お店で大友康平さんや吉川晃司さんの歌を歌っている姿が見切れていたり、礼菜さん越しに僕がぼんやり見えていたりしたら、笑えるかなとかね。次は少しテイストを変えて、なんとなくそういうシーンもあってもいいんじゃないかな、なんてね(笑)。
――役者のお仕事には興味を持たれましたか?
それはもちろん、今後も依頼があればやらせていただきます。舞台もやってみたいですし、吉田鋼太郎さんから舞台の依頼があれば、ぜひご一緒したいですね。
――吉田鋼太郎さんのものまね、今、とても人気ですね。
ありがたいことに皆さんに好評で、ヒット作がでちゃいましたね(笑)。今後は、吉田鋼太郎さんがこんなことを言うんじゃないか的なキメ台詞と言いますか、そういうものがこの先出てくれば、さらに面白くなるだろうと思っています。まだそこまでいっていないので、もう少し鋼太郎さんを作り上げたいですね。
――唐突ですが、最近、気になっている方などは……?
いますよ、八角理事長とか。ものまねできるかどうかはわかりませんが、めちゃめちゃ今、気になっている方です(笑)
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