2018.02.22更新
『海月姫』のオタク女子軍団“尼~ず”を動かす陰のボス、“枯れ専”ジジ様を好演中の木南晴夏さん。原作から飛び出してきたかのようなその姿に興奮している人も多いのでは?しかし、木南さん本人にお話を聞くと…実はジジ様を演じる難しさもあるそうです。
「私はもともと原作の大ファンなので、どちらかと言うと忠実に演じたいと思っていたんです。でも、ドラマは少しだけ違うストーリーも入ってくるので、原作に忠実に演じすぎると合わなくなってしまったりするんです。原作を愛しつつも捉われすぎず、今はドラマの中で生きるジジ様を大切にしようと思っています。でも自分の演技を評価するとしたら、全然ダメですね、笑」
「ドラマでジジ様を演じながら、原作もシーンに応じて読み返しているんですけど、どうしても自分が演じているジジ様が強くなってしまっているようです。読み返すと、原作から遠くなっていると気づくことが多くて。その都度、修正しなくちゃ!と思っています。
原作もののキャラクターを演じるのは難しいと通感しています。気にしなくても良い原作ものもあると思うんですが、『海月姫』のようなコメディーだとどうしても作品から離れるわけにはいかない気がします」
「私自身、原作が大好きなので、ジジ様に寄せていきたいという思いが強かったこともあります。寄せよう、寄せようとすればするほど自分が納得出来なくなってしまうというか、遠のいていくような気がして…。いつかは“ドラマのジジ様”と割り切って、寄せようという思いをふりきらなくてはいけないとも思っています」
ドラマは終盤戦に突入しようとしています。木南さんが納得できるジジ様は作られるのでしょうか。“尼~ず”それぞれの変化とともに、是非最終回まで見守ってください!
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