2018.01.16更新
毎週水曜22時から放送中の『良かれと思って!』。バカリズムさん、劇団ひとりさん、澤部佑さん、カズレーザーさんのMC4人が、「良かれと思って」を枕詞に「愛あるご意見」を届けるおせっかいバラエティ。番組スタートから約8カ月が経ち、そのスタイルも定着してきました。
1月17日には、総勢50名のゲストを迎えてのスペシャルを放送! そこで、放送に先立ち、MCの澤部さん、カズレーザーさんの対談インタビューをお届けします。
――そもそも番組がスタートする前、この4人でMCをすると聞いた時の感想は?
澤部「他の3人が正直、頭おかしい人たちなので、変なことばっかり言うんだろうなと心配でした(笑)。僕が一番常識人だと思うんですよね…。でも、そういうメンバーだからこそ楽しいのかなという期待もあり、という感じです」
カズレーザー「率直に悪い冗談なのかなと…。最近はコンプライアンスとかいろいろ言われているけど、2017年はそういうものがなくなったんだと思いました(笑)。澤部さんも常識人とか言ってますけど、あえてブレーキを踏まずにゲストに切り込む時がある方なので…」
――ご本人から見ても思い切った人選という印象だったのですね。そんな4名で始まり、8か月以上が経ちましたが、現在の立ち位置や役割などはありますか?
澤部「年長組のバカリズムさんは進行していると思いきや、攻撃してる時があるんですよね…。劇団ひとりさんは下ネタが好きだから止まらなくて(笑)。お2人が中心となってぐいぐい攻めてくれるので、僕はツッコんだり止めたりしていますかね。それで、結局のところ一番頭おかしいのはカズなので、上の2人の攻めの数百倍すごいところからのイジり方をして、ゲストの顔がひきつっちゃう(笑)。そんな立ち位置ですかね」
カズレーザー「それはよくないですよ! 澤部さん偽善者ですよ(笑)。澤部さんはズルくて、残りの3人が悪口を言いやすいようなブレーキのかけ方をするんですよ。実は援護射撃をめっちゃしてますからね。僕は芸能界のルールをわかっていないので、『捕まったんでしたっけ?』とか、素朴に質問してるだけなんですよ。事実を確認しておこうと思って」
澤部「こっちからすると『それを素朴に思ってんじゃねーよ』なんですけどね(笑)」
――これまでのゲストやエピソードで、印象的なものは?
澤部「いろいろありますけど、最近だといしだ壱成さんかな。この番組で離婚を発表されてから、ニュースにもたくさん取り上げられましたからね。なんでここで言ったんでしょうね(笑)。最近は、爆弾発言や過去の事件の謝罪をするゲストが多くて、なぜだろうと…。多めに支払ってるんですかね(笑)」
カズレーザー「ほんとに、なんででしょうね。僕は上西小百合さんかな。なぜかこの番組ではとても重宝していて…。発言でいくと、美川さんの『シャブじゃないの、た・い・ま』はおもしろかった(笑)。そういうポロッと出てきたみたいな発言はたくさんありすぎて、我々ももはや覚えていなかったりしますね」
――正直「これはヤバかった…」と思うゲストはいましたか?
カズレーザー「これは意外にわからないんですよ。こちらが想定しているよりも高めのプライドをお持ちの方もいて『アレ?』って思うことがあって(笑)」
澤部「まぁでも、一番は某大物女優でしょうね。カズが思いもよらないすごいところからいってしまったので、周りがめちゃくちゃピリついたんですよ。ご本人はとてもいい方で、全然気にしていなかったと思うんですけど、スタッフが大変な感じになっちゃって」
カズレーザー「オンエアされませんでしたからね(笑)」
澤部「もう抹消されて映像も残っていないと思います(笑)」
――今後来てほしいゲストはいますか?
カズレーザー「そうだなぁ。政治家はどうですか。それも超大物で日本を牛耳っているぐらいの人。意外にみんなやってないだけで、イジってみたらおもしろい気がします。ものすごく悪いことをした話とか、ポロッと言っちゃったりして!」
澤部「本当にそんな方がゲストに来ることになったら、僕は欠席しますけどね(笑)」
――スペシャルの見どころを教えてください!
澤部「今日は50名ゲストがいらっしゃって、すごいんです。僕は、たまには、犬とか子どもの話とか聞いてみたかったんですけどね(笑)。休日の過ごし方とか…」
カズレーザー「何言ってるんですか。澤部さんはそういうの、最も軽んじてるんですよ(笑)。僕は、今日も国民が思っている疑問をどんどんぶつけました。素朴な質問をいっぱいしていますので(笑)、期待してください!」
取材・文=野々山幸(TAPE)
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