娘に1億２千万円のリハーサル室？二世芸能人の父親を事情聴取スペシャル！

親バカぶりがさく裂の父親スペシャル！

MCたちが世間の声を聞き、「良かれと思って」ゲストに伝え、愛あるダメ出しや提案をする、おせっかいバラエティー『良かれと思って！』。11月29日の放送は、「二世芸能人の父親のみなさんを事情聴取させていただきます」と題し、ゲストに井手らっきょさん、せんだみつおさん、ツートン青木さん、布川敏和さん、Mr.マリックさん、辰巳琢郎さんをお迎えし、“親バカ全開”でお送りしました。

これで大丈夫？　芸能界の二世事情

今回は、二世芸能人の不祥事が続いている昨今、親にも問題があるのでは？　と、危険信号が出ていると思われる芸能人の父親を緊急招集。周囲や子供からの声をもとに事情聴取を敢行しました。

辰巳琢郎さんは、ソプラノ歌手の娘・真理恵さんのために、１億２千万円のリハーサル室を作ったことを、真理恵さんの友人から「いくらなんでもやりすぎ」と言われてしまいます。真理恵さんの協力のもと、そのリハーサル室に行ってみると…そこは、世田谷区成城にある、地下１階、地上３階の一軒家！　中には「私が真理恵なので、父が『マリーズ・サロン』と名付けた」というサロン空間があり、そこには琢郎さんがウィーンの工場に出向き選んだという、世界的高級ピアノメーカー“ベーゼンドルファー社”のグランドピアノ(推定1000万円)が。さらに、室内をよく見てみると、バーカウンターや応接室が完備されており、琢郎さんが毎年フランスで作っているという「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・キュヴェTATSUMI」というワインまで。地下には、広大なワインセラーに「3000本以上はある」という高級ワインがズラリと並び、ボージョレー・ヌーヴォーの解禁日には盛大なパーティーが催されるとか。何やら琢郎さんの趣味を楽しむための匂いがプンプンで、バカリズムさんからも「だいぶワイン寄りですね」との指摘が。一方の真理恵さんも、「このサロンにプロジェクターがあったらいいなぁ。みんなでサッカーを観たり、お父さんは野球観戦したり」と、本来の目的から離れた発言を。対して琢郎さんも、「いろんな歌とか舞台を見て勉強するって必要よ」と、娘のおねだりを受け入れるかのような話しぶり。さすがに、澤部さんから「いやいや、野球とかサッカーとか言ってましたよ。プレイルームだと思ってるから！」と絶妙のツッコミが入りました。

井手らっきょさんは、息子をプロ野球選手にするため、2000万円をかけ熊本に野球学校を作るも、当の息子さんは正月と夏休みにしか熊本に通うことができず、野球の道を断念。現在は、ラッパー・ROOK(ルーク)として音楽活動するのを、
自身が経営するダーツバーに住まわせ面倒を見ていることを明かしました。また、娘さんの要望で(娘さんの結婚式に)バージンロードを「(らっきょさんの代名詞である)ビキニパンツ＆股間に獅子舞」姿で歩いた場面が流されると、芸人ならではのエスコートぶりに、MC陣から「これは泣きそうになった」「グッときた」と称賛が巻き起こりました。Mr.マリックさんは、ラッパーである娘のLUNAさんが中学時代に退学騒動を起こし「ハンドパワーならぬ芸能人パワー」を使って退学を阻止したことを告白しましたが、LUNAさんから「基本学校が合わないタイプ。やめたかったから、揉み消さなくてよかった」と言われてしまいました。
また布川敏和さんは、番組のアシスタントも務める娘の桃花さんがモデルデビューした際に、写真を撮りまくって桃花さんより先にブログにアップしたり、桃花さんから「(写真を)200枚くらい私に送ってきた」と告発されるも、終始ニコニコ顔で対応し、親バカぶりを発揮。親子でものまねタレントのツートン青木さん(息子は、青木隆治さん)は、ダンプカーの運転手時代に、借金して車を購入するも歩道橋にぶつけてしまい、賠償金2000万円を抱え、隆治さんら家族に苦しい思いをさせた過去、さらに隆治さんが自分と同じ道に進むことを反対していたことを明かしました。せんだみつおさんの娘でタレントのせんだるかさん、息子で大河ドラマにも出演のせんだ雄太さんは、“二世で良かったこと”の質問に、「せんだみつおゲームが流行ったとき、自分がやると鉄板でウケた。合コンのオファーが絶えなかった」と同じ内容の返答を。このネタのような答えに、澤部さんが「嘘だ！　もっとほかにあるでしょ」とツッコみますが、スタジオのせんだんさんは特に反応もせず、せんだみつおゲームについて話し始めたのでした。