Muscat～フジテレビの番組情報

去る10月1日、巨人とのし烈な３位争いを制し、２年連続クライマックスシリーズ(CS)進出を果たした横浜DeNAベイスターズ。どんなに苦しい時でもチーム一丸となり戦い続けた2017年シリーズ。141試合目となるこの日に、ついにその時を迎えました！　『スポーツLIFE HERO’S』では、昨年、球団史上初のCSシリーズ進出を果たすも、ファイナルステージで、王者・広島の前に涙をのんだチームに密着。広島にリベンジし下剋上を目指す選手たちの、並々ならぬ思いに迫りました！

キャプテンで主砲、９月29日からは４番に復帰した筒香嘉智選手は、昨年を振り返り「最後のバッターという悔しさより、負けた悔しさのほうが強い。なんとか広島に行ってやり返したい」と思いを明かします。同じように、リベンジに燃えるのが梶谷隆幸選手です。「初めてプロに入って悔しくて泣いたという。虚しくて泣いたことはあっても、悔しくて泣いたことはなかった」とコメントします。その脳裏をよぎるのは、昨年のファーストステージでのアクシデント。死球を受け左手薬指の末節骨を骨折。「折れたときはどうしようかと思いましたけど、最後は気持ちかな」と、グローブの左手薬指に穴をあけ、ファイナルステージに強行出場しました。しかし、チームは敗退。梶谷選手は「すごくいい経験になりましたし、あれがあって、より頑張れる気持ちになった」と言います。

ラミレス監督が「OUR TIME is N.O.W.」に込めた思い

昨年、ポストシーズンを初めて経験したチームは、再びあの舞台をめざし、今シーズン開幕からAクラスでの戦いを続けました。そして、シーズン終盤の８月下旬。ラミレス監督から伝えられたのが、チームの新スローガンとなる言葉です。

「OUR TIME is N.O.W.(すべてはこの時のために)」

監督の「もう何をやるか分かっているはずだから、前を向いて勝ちに行こう！」という力強い言葉に、鼓舞された選手たち。選手、スタッフの全員がひとつになって戦えば、必ず結果は付いてくる。チームが今まで以上に結束力を高めた瞬間でした。

そんなチームだからこそ生まれたのが、８月22日の筒香選手、ロペス選手、そして宮﨑敏郎選手のプロ野球史上初となる“３者連続ホームランでのサヨナラ勝ち”という歴史的快挙。さらに翌日、翌々日と３試合連続でサヨナラ勝ちを決めました。快進撃が続く中、DeNAに猛追を続けたのが、12球団で唯一10年連続CS出場中の巨人。しかし、日に日にゲーム差が変わる中でも、DeNAは雑草魂を見せ、16年ぶりとなるシーズン勝ち越しを決め、３位を守り続けます。梶谷選手は「絶対に出るんだという気持ちで、とにかく目の前の試合に勝つことしか考えていない」と思いを語りました。

そして、ついに自分たちの力で勝ち取った２年連続のCS出場への切符。いよいよポストシーズンへ…DeNAの選手たちは、広島でのリベンジと下剋上を目指します！

番組情報

『スポーツLIFE HERO’S』

＜放送＞

毎週土曜　24時35分～25時15分
毎週日曜　23時15分～24時30分

＜キャスター＞

加藤綾子(日曜MC)
佐野瑞樹(日曜MC/フジテレビアナウンサー)
田中大貴(土曜MC/日曜チーフプレゼンター/フジテレビアナウンサー)
宮澤 智(土曜MC/フジテレビアナウンサー)