2017.08.16更新
今年の『FNS27時間テレビ』は“にほんのれきし”がテーマ。バラエティー、ドラマ、情報、スポーツ、アニメとあらゆるジャンルで“にほんのれきし”を掘り下げます。
総合司会のビートたけしさんと共にキャプテン・村上信五さんが番組を進行するほか、れきしサポーターの林修さん、にほんのれきし博物館館長のバカリズムさん、タビビト・波瑠さんも出演します。
剛力彩芽(お龍)
今回の27時間テレビで放送される3本のドラマで大トリとなるのがバカリズムさん脚本の幕末ドラマ『私たちの薩長同盟』です。
本作で主演を剛力彩芽さん、相手役を桐山照史さん(ジャニーズWEST)が務めます。そのほかにも川栄李奈さん、浜野謙太さん、藤井美菜さん、そして佐藤隆太さんらも出演します。
川栄李奈(糸子)
浜野謙太(桂小五郎)
藤井美菜(幾松)
佐藤隆太(西郷隆盛)
このドラマは、“薩長同盟の立役者は彼らの妻たちだった”という、まさかの新展開の“バカリズム流薩長同盟”です。
幕末のキーマンと言われる坂本龍馬(桐山照史)は薩摩藩の西郷隆盛(西郷吉之助、佐藤隆太)と京都の料亭で会うことに。長州征伐の気運が高まる中、「このままでいいのか」と悩む西郷を前に、「早く手を打たないと!」と迫る龍馬。緊迫の密談。
そんな中、部屋に入ってきた人物が…。おニューのかんざしにウキウキな龍馬の妻・お龍(おりょう・剛力彩芽)だった。「これ、かわいくない? 似合うかな」お龍の女子ノリに面食らう龍馬と西郷。そして豆大福を頬張りながら、お龍は身もフタもないことを言う。
「幕府はいまフランスともズブズブでしょ。長州をつぶしたあとは薩摩をつぶしにかかると思うんですよね。もういっそのこと同盟組んじゃえば?」
…絶句する大の男ふたり。そこへ、もう一人の人物がやってきた。西郷の婚約者・糸子(川栄李奈)だ。「ねえ、今日このあとご飯どうする?」こうして、はっきりしない男たちに代わって、女たちが持ち前の女子トークで整えていく薩長同盟なのであった…。
本当に男性だけが新しい日本を作り出したのでしょうか? そこにはいつも女性の存在があったかもしれません。男性ばかりが登場する幕末史に“妄想”ではありながらも“ひょっとして”と思わせる余白を持ちながら、幕末をおもしろおかしく新解釈していく『私たちの薩長同盟』。
剛力さん演じるチャキチャキと事を進める妻・お龍と、桐山さん演じるおおらかに妻にフォローする良い感じの夫・坂本龍馬の絶妙なコンビネーションに注目です。
「本当にこういうことがあったら面白いんじゃないかと、夢や想像がいろいろふくらんでいくので、演じていて楽しいです。ここまで強いお龍さんはあまり無かったと思うのですが、かわいい着物に負けない、印象的なお龍さんになれたらいいなと思います。桐山さんとは、急に夫婦役となっても自然と良い空気感ができあがってます。桐山さんがまさに頼れる坂本龍馬という感じで(奥さんとしては)好き放題やらせていただこうって。ドラマの端々にある現代の女性にもに通じるさりげない女性あるあるが見どころのひとつです。また、刀裁きもあるので、気合を入れてカッコイイシーンにしたいと思います」
「この役が決まった時、歴史好きの父に真っ先に報告したのですが、大喜びしてもらえました。撮影は順調に進んでいます。バカリズムさんの脚本が面白く、キャストの皆さんで読み合わせするだけで笑ってしまう感じで、“もしかしたらこうだったかもしれないね”と盛り上がっています。坂本龍馬という役は、男だったら誰もが憧れる人物なので緊張と不安もあったのですが、今回のドラマは自分がイメージしていた(たけだけしい)龍馬とはまた違って、より人間味あふれる龍馬になっています。お龍とは、夫婦というよりコンビのような関係にしたいとスタッフと話していて、剛力彩芽さん自体とても気さくな方なので、ふだんしゃべっている感じをそのまま出せればと思います」
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。