Muscat~フジテレビの番組情報

2017.06.23更新

今夜!藤井四段をテレビカメラは追っていた―無名から天才に至る3年間を放送

地元局が収めたアマチュア時代の映像も

無名の少年が、天才と称されるまで

プロ棋士になり11連勝を飾った対局後、笑顔で答える藤井聡太四段(2017年4月4日撮影)

昨年、史上最年少でプロになった将棋の藤井聡太四段を3年にわたり追いかけた番組『藤井聡太 14 才』が、23日(金)19時より放送されます。

藤井四段は、21日の澤田真吾六段との対局で勝利したことにより連勝記録を「28」に伸ばし、歴代トップタイに並びました。

3年間追い続けてきた地元テレビ局

小6の夏、杉本一門勉強会にカメラが入った時のシーンから(2014年7月26日撮影)

今や、“天才”と称される藤井四段ですが、その無名時代の3年前から追い続けてきたのが東海テレビの取材班。

「将棋教室に“すごい少年がいる”という情報をつかみ、2014年7月にカメラが入ることになりました」と語るのは、この番組の取材編集を担当した奥田 繁さんです。

「師匠の杉本昌隆七段と藤井君が“感想戦”を検討していましたが、バリバリのプロである師匠に藤井君が、“ここはこうですよ”とアドバイスし ている様子を目の当たりにした時はビックリしました」と、当時を振り返ります。

プロデューサーの伏原健之さんも「私たちは夕方のニュース番組の中で、プロ入り前からずっと、彼の成長ぶりを何度も放送し続けてきました。私たちにとって“瀬戸市(=愛知県瀬戸市。藤井四段の出身地)の聡太くん”が、あっという間に“天才”と絶賛されるプロ棋士へと、想像をはるかに上回る速さで、快進撃したことは驚きであり、誇りでもあります。私たち地元のテレビ局の仕事は“ふるさとの偉人”を世の中に伝える ことだと思っています。今、日本中から注目を集める 14 歳の成長の記録を、愛情を持って伝えたい」と熱がこもります。

ビデオテープ約100本を一つの番組に

幼い頃に将棋大会で賞状を受け取った時の記念写真

番組では、日本中が注目する“世紀の一局”の模様を伝えるとともに、3年にわたり、ビデオテープ約100本に収録した貴重な映像の数々を一本にまとめ、14歳の天才の軌跡を描きます。

ナレーターは、アマチュア四段の腕前を持つ萩本欽一さんが務めます。

番組情報

『藤井聡太 14才』
<放送>
6月23日(金) 19時〜19時57分
<ナレーター>
萩本欽一(アマチュア四段)
<スタッフ>
プロデューサー:伏原健之(東海テレビ)
ディレクター:横井良安(東海テレビ)
取材編集:奥田 繁(エキスプレス)
制作:東海テレビ

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。